深みのある色合いが美しい沖縄の焼き物・やちむん

今日のひとしな
2016.03.11

~メゾン エ トラヴァイユより vol.11 ~

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器を仕入れる時は、窯元に出向いて仕入れるようにしています。

その土地が風土を生み、風土がその器を生む理由であると思うからです。

最近は年に数回、沖縄に行きます。那覇から車で北上し50分程で、読谷村の山中にある「やちむんの里」に到着します。最近ではいつ行ってもレンタカーでいっぱいで、外国人もとても多く、那覇の有名な観光地となっています。

やちむんとは、沖縄の言葉で「焼き物」のこと。素朴でどっしりとしていて、大胆な絵付けも多く、粗削りの感じが魅力です。どの器も色々な表情をしていて、同じものはありません。だからこそ、この場所にまで来る意味があるのです。

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5寸マカイ ¥1,900+tax / 6寸マカイ ¥2,900+tax

 

いくつかある窯元の中でも、わたしが好きなのは北窯です。1992年に開窯。大胆な絵付け、深みのある色合いを持つ独創的な作品が多く、4名の陶芸家達の個性が際立つ窯元です。

やちむんで一番愛用しているのは、マカイ。マカイは沖縄の方言で「お椀」のことで、写真右の6寸マカイは、麺やどんぶりを食べるのにちょうどいい大きさです。ソーキそばがこんなに似合う器はないと思います!

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8寸皿 ¥6,900円+tax / 6寸皿 ¥2,900+tax

 

大胆な柄の大きいお皿は、魚の煮つけやゴーヤのサラダが似合いそう。想像力をかきたてられます。毎日の食卓にぜひ、やちむんを使ってみませんか?

MAISON ET TRAVAIL(メゾン エ トラヴァイユ)

「家」と「仕事」をテーマに、この先ずっと使えるもの、大切にしていきたいものをセレクトしたライフスタイルショップ。古い郵便局を改装した雰囲気のある空間に、雑貨や器、道具が並ぶ。デイリー連載「今日のひとしな」のコラム執筆は、オーナーの谷 奈穂さん。

 

神戸市中央区山本通3-8-1ポルトビル1階

TEL:078-891-3215

12:00~18:30 水曜定休

http://www.maison-travail.info

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