I LOVE いろいろのせトースト! ~エイチワークス園部由貴さん vol.2~
こんにちは、器店「H.works」の園部由貴です。お店の器を使った朝ごはんをご紹介している連載の第2回。今回のテーマは、トーストの朝ごはんです。
photo&text:園部由貴 使用カメラ:OLYMPUS PEN Lite E-PL7
「焼きたてが食べられたら……」。そんな思いがずうっとあり、1年半前から通い始めたのがパン教室です。楽しくってやめられません。
白神こだま酵母を使ったパン作りで、最初に習ったのが全粒粉入りのテーブルロールと、今回の朝ごはんに登場しているパン・ド・ミです。
2種のジェノベーゼ&チーズトースト、
カボチャのスープ、
ブロッコリー入りマカロニサラダ、
紅茶。
パンにジェノベーゼを塗り、とろけるチーズとトマトをのせてトーストするつもりが、とろけるチーズが足りないことが判明。パンの半分にしかのせられなかったので、あとの半分はトーストしたあと、ジェノベーゼをクリームチーズに和えたものとトマトをのせてみました。
この似た者同士のハーフ&ハーフ、味の軍配はなんと、あり合わせで作った後者に上がりました。新しい発見です。
使った器は、
パンが、萩原英二さんのチーク角皿、
マカロニサラダが、増田勉さんの半磁5寸皿。
スープスプーン(栗)は萩原英二さん、
フォーク(洋白)は坂野友紀さん、
ポットマット(フェルト)は宮崎桃子さんのものです。
さらに、
スープは、石田誠さんの紅毛手汲み出し、
紅茶が、原朋子さんの口さび草花文そば猪口と、
田谷直子さんの“きいろ”ポット。
キュートな形の田谷さんのポットにはこんなお色もあります。灰釉、薄ルリ、はちみつ色……。
見た目に惹かれたポットでも、機能が良くないと使わなくなってしまいます。私がポットの良し悪しの決め手にしているいくつかの点があります。まずは注ぎ口が液垂れしないこと。茶こしに茶葉が詰まらないこと。茶葉が入れやすく捨てやすい口の大きさであること。ハンドルが持ちやすく、液体が入っても重いと感じられないこと。
使ってみないとわからない点もありますが、このポイントがしっかり抑えられているのが田谷さんのポットです。
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日常使いの器や道具を扱う。企画展も、月に1度のペースで開催。「ある日の朝ごはん」のコラム執筆は、店主の園部由貴さん。
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