時間に余裕のある朝のオムライス
こんにちは。神奈川県の中央林間という町で、自宅の一角に作った小さな北欧雑貨店「まいにち北欧道具」を営んでいる川上祐子です。4月の朝ごはんコラムを担当します。どうぞよろしくお願いします。
我が家の朝ごはんは、特別これといったパターンが決まっていません。お米食を強く希望する息子、なんでもいいと言いつつ苦手なものが多い夫の意見を受け流し、すべては作る人(主に私)の気分次第。いえ、アイデア次第。冷蔵庫の中身、時間的な余裕のあるなし、前日の夜ごはんなどを考慮して決めています。
オムライスとサラダ
プレーンヨーグルト+ブルーベリー
イチゴ
時間に余裕のある朝は、オムライスが登場。見た目がシンプルで明るい色の卵料理の時は、濃紺のディナー皿に合わせます。つやのある濃いブルーのお皿は、ふつうのおかずをちょっぴりゴージャスに見せてくれます。
オムライスの中のライスは市販のトマトソースで味つけた鶏肉と冷凍保存していたごはん。添えるサラダは、茹でてストックしてあるブロッコリーと切らなくていい野菜で手間いらずです。ヨーグルトとフルーツは毎朝欠かさず食べるようにしています。
オムライスをのせたディナー皿は、フィンランドのARABIA(アラビア)社のヴィンテージ。フリーハンドで自由に花や丸モチーフが描かれた大人っぽいデザインのお皿です。イチゴを入れたガラスの小さなドームは、スウェーデンの古いもの。チーズやフルーツなど乾燥させたくないものを盛る時に使います。
カトラリーレスト(フォークやナイフ置き)もARABIA(アラビア)社のもの。お皿と違うデザイナーですが、色も雰囲気も似ているので合わせて使っています。フォークとナイフは、木製のハンドルとステンレスの組み合わせのデンマーク製。木の部分がとてもなめらかで厚みもほどよく握りやすいんです。
ヨーグルトを入れた蕎麦猪口と韓国で見つけた古い真鍮のスプーン。真鍮のカトラリーが加わるだけで、雰囲気がぐっと変わる気がします。
パッと目を引く北欧の器と、シンプルで落ちついた和の器を組み合わせながら、忙しい朝のごはん作りも楽しんでいます。
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