軽やかで、あたたかな線と共に暮らす 小田中耕一さんの風呂敷
今日のひとしな
2019.08.02
〜「THE STABLES(ステーブルズ)」より vol.2〜
一目見て良いなと感じたものは、まずお店に並べる前に、普段の暮らしにどのように取り入れることが出来るのかどうか、まずしばらく自分達で使ってみるようにしています。こちらの風呂敷もまた然り。
つくり手の小田中耕一さんは人間国宝でもあり、20世紀の日本の代表的な工芸家として高く評価されている芹沢銈介氏に師事し、現在は岩手県・紫波町で染織工房小田中を営んでおられます。その型染は優しくあたたかな線と、デザインが特徴です。
小田中さんの風呂敷に出会った時に感じたのは、同じ北東北の地にこのような、あたたかでかわいらしい線を持つものを作られる方がいらっしゃるのだな。ということ。
家の中では、かごの上に目隠しとしてかけて使ったり。旅先では、一人で長い時間の車で移動することが多いのでちょっとした荷物をまとめて持ち運んだり、手提げの内袋としても使っています。サイズ感もちょうどよく、いろいろな使い方ができます。
小田中さんの型染めと共にあるとどこか北東北の空気を思い出すような気持ちになって旅先の心細さも少し和らぐような、そんな気持ちになります。
THE STABLES(ステーブルズ)
青森県弘前市代官町14-2
TEL:0172-33-9225
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜・第3水曜(祝日の場合は営業、展示設営日は休業)
http://thestables.jp
ブログ http://thestables2007.blogspot.com
Instagram「@thestables_jp」
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