インテリアにもすっとなじむ 盆栽と盆栽台
今日のひとしな
2020.04.08
~ 「まちのシューレ963」より vol.8 ~
香川県高松市の西側にある鬼無町と国分寺町は、松の盆栽の一大産地です。
周辺には盆栽農家が軒を連ね、盆栽畑にずらりと植えられた松の苗木がめずらしい景色を作り出しています。香川の松盆栽は、樹の形の美しさに加え、水はけの良い土で育てられていることから「根腐れしにくく、傷まない」と定評があります。
日本らしいインテリアの流行りとともに、注目されることが多くなった盆栽。今や世界にまで産地である香川の名が広がりはじめ、遠くヨーロッパからも買い付けに来られるバイヤーさんもいるそうです。
「まちのシューレ963」では小ぶりな「小品盆栽」を中心にお取り扱いさせていただいています。価格も3,000円前後からとお求めやすく、また、インテリアに取り入れやすい小ぶりなサイズ感も魅力です。
もちろん植物なので、水やりやお手入れが必要ですが、当店ではお買い上げの樹種ごとに簡単なお手入れ方法などもお伝えしていますので、初めての方でも安心してご購入いただけます。
盆栽には常緑の松や真柏(しんぱく)などの「松柏盆栽」と、それ以外の「雑木盆栽」に分けられます。
松は一年に一回だけ「芽切り」と呼ばれる剪定をする以外は特に難しい作業はありません。針金をかけて樹形を整えたり、苔を植えて景色をつくったりと、好みの形にすることもできます。「雑木盆栽」は、自然の樹木そのままのように、秋には紅葉、冬に落葉、芽吹きの春を迎える……という、四季のサイクルを感じることができます。
また、盆栽をお部屋で楽しみたいという方のために、鉢受けになる「盆栽台」もご用意しています。素材となるのは、こちらも香川特産の庵治石。庵治石は水晶と同じぐらいの硬さを持った御影石の一種で、水切れが良く乾きも早いので、盆栽との相性もぴったりです。
盆栽台は、石工と呼ばれる職人が、硬い庵治石を一つ一つ丁寧にスライスし、加工してつくっています。家具などに当たる面はきれいに磨き上げ、表面は自然の石のゴツゴツとしたテクスチャーを残しているのも特徴です。
ぜひ、盆栽と合わせてお楽しみください。
まちのシューレ963
香川県高松市丸亀町13-3 高松丸亀町参番街東館2F
TEL: 087-800-7888
営業時間:物販 11:00~19:30
カフェ
<月~木> 11:30 – 18:00(L.O 17:30)
<金~日> 11:30 – 22:00(L.O 21:00)
定休日:第3月曜日 (祝日の場合は振替有)
https://www.schule.jp/
Instagram「@schule963」
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