木の香りが森の中にいるような心地よさ!オール無垢材のサスティナブルな家

Comehome!
2021.02.16

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

<Mさんの家>
夫も私も、一戸建てに憧れていました。アパート暮らしのとき、子どもの走る音や泣き声が気になっていたんです。毎週のように見学会へ足を運ぶなか、たまたま訪れたのが 「土屋建設」のモデルハウス。足を踏み入れた瞬間、ふわりと漂ってきたのが木の香りでした。無垢材ってこんないい香りがするんだねと、夫婦で感動! 新居には無垢材を生かすことに決めたんです。

柱や梁、床、ドア …… 木部はすべて無垢材

梁はカナダ産のベイマツ材、柱は国産の杉材。 木目がやさしく、シンプルなLDKのアクセントにもなります。 床材はロシア産のアカマツの無垢材 。「atelier reve」オリジナル、植物由来の自然塗料ウッドライフのホワイトで着色しました。 壁紙 は「 シンコール 」 のBB1544 。壁紙に珪藻土を吹きつけたもので、ナチュラルな雰囲気にしてくれます。 床材はロシア産のアカマツの無垢材 。「atelier reve」オリジナル、植物由来の自然塗料ウッドライフのホワイトで着色しました。

天井を高くしたので開放的にすごせます

リビングの南側の上部を吹き抜けにしたことで開放感がアップし、いっそう居心地よくなりました。

和室のクロゼットの扉は「LOHAS material」のルーバー扉。通気性がいいので、中にはふとんや衣類などを収納しています。

2階は勾配天井にしたので開放感があります。手すりはスチールとアカマツ材を使って造作。無垢材なので手触りがよく、 脚を白く塗装したことで、すっきり見えます。 階段スペースは子どもたちの絵のギャラリースペースにも。

床はもちろん、造作家具や建具まですべて無垢材に。住みはじめると、木の調湿作用のおかげで夏は涼しく、冬もひんやりせず、空気が心地よくて。素足でもベタつかないから、子どもたちは家に入るなり靴下をすぐに脱ぐほどです。梁や柱を現しにしたので、 木がより身近になりました。 心地いい空間のおかげで、 愛着もわいてきて。先日はリビングの家具を全部どかして、 みんなでぞうきんがけをしました。おかげで床はピカピカ。 手をかけるほど、味わい深くなるから、木の家にしてよかったと思っています。

キッチン横のアール開口の中は収納です

アールの開口の中には使用頻度の高い日用品や掃除機を収納。すっきり見えるよう、生活感のあるものは隠しました。 ステンドグラスは「ザ・グローブ」で購入したヨーロッパのアンティーク。隣の玄関への明かり採りも兼ねています。

吊り戸棚はアカマツ材で造作。モールガラスと木の組み合わせでアンティーク感を出しました。中にはふだん使いの食器を。 子どもと向かい合ってお菓子作りができるよう、システムキッチンはフラットタイプの「パナソニック」のラクシーナQSC80Jに。

家づくりでは、間取りにもこだわりました。そのひとつが子育てのしやすさ。料理中でも子どもたちの様子がわかるように、リビング階段を採用したり、キッチンを対面式にしたり。ふとんを敷いて寝かしつけができる和室をリビングの隣に配したので、集中して料理にとりかかれます。

アウター置き場もあるから効率よく脱ぎ着できます

キッチンを出たすぐ左側にパントリーもあるので、帰宅後、アウターをかけ、 食材を仕分けしてキッチンに入れます。

玄関にはウエスタンドアを設置

手前左のドアからリビングに入れます。正面のウエスタンドアの先 がシューズクローク。 左に進むとキッチン。シューズクロークが丸見えにならないようにウエスタンドアを造作してもらいました。 アカマツ材を「リボス」のホワイトで着色。

もうひとつこだわったのが帰宅時の動線。 シューズクロークの一部をパントリーにし、そこからキッチンに入れるようにしたので、 重たい荷物を持って家の中を歩きまわることもありません。 アウターや鞄もかけられるようにしたから、子どもたちが片づけ習慣を身につけるのにも役立っています。

2階のフリースペースは体を動かすのにぴったりの場所

フリースペースは子どもたちの遊び場。壁を設ければ2部屋に仕切れるようにしました。 床はアカマツの無垢材。

吹き抜けに設けた壁にはカウンターデスクを造作。私が仕事をしたり、子どもが絵を描いたりします。ペンダントライトは「LOMMEL」のもの。「ドングリみたいで可愛い !」と子どもたちも気に入っています。

トイレの棚もアカマツ材です

トイレの壁にはアカマツ材で 造作したコーナー棚をつけました。タンクレストイレにしたので、狭さも感じません。手洗いボウル は「プラン・ド・パリ」のラ・メゾンウォッシュボウルのブルークレストホワイト。深いので水が飛び散りにくいんです。

ウッドデッキはランチやふとんを干すなど多目的に使えます !

ダイニングの掃き出しに設けたウッドデッキは夫がDIY。ブランコも夫が取り付けました。洗濯物もたくさん干せて助かります。

外壁はメンテナンスの手間を抑えられる塗壁材

外壁材は「スタッコフレックス」 の超弾性塗り壁材。耐候性に優れているので、メンテナンスの手間を抑えられます。庭の植栽は自分でやりました。ベンチを置いたら、ひと息つくのにちょうどよくて。

思い返せば、ステイホーム中はこの家の造りにも助けられました。1階の天井を高くして、一部吹き抜けにしたので、一日じゅう家の中ですごしても窮屈な気持ちにならないんです。2階のフリースペ ースやウッドデッキは子どもたちの遊び場として活躍。おかげで、のびのびと家時間を楽しめました。

MY HOME DATA
竣工年月/ 201611 
マイホーム取得年齢/30歳、妻30 
取得時の家族構成/夫婦+子ども2
建物価格/2450万円 
延べ床面積/ 108.64m² (32.86 ) ( 1/ 60.31m² 2/ 48.33m² ) 
構造・工法/2階建て ( 木造軸組工法 ) 
施工/有限会社土屋建設
坪単価/65万円
0120-89-6355
北海道伊達市舟岡町 13-23 
http://www.tsuchiyakensetsu.net/

有限会社土屋建設

北海道伊達市舟岡町 13-23
TEL:0120-89-6355

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