日本と北欧の融合“ japandi(ジャパンディ)”スタイルの二世帯住宅(愛知県)

Comehome!
2021.10.01

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

海外赴任していた頃、本場のブルックリンスタイルやカリフォルニアスタイルを見てきたSさん。その場所に合っているからこその格好良さを感じたそう。帰国して二世帯住宅を建てることになったとき、その想いをもとに、工務店「パパママハウス株式会社」に相談。たどり着いたのは、日本と北欧の美学を融合した“japandi(ジャパンディ)”スタイルの家でした。

明るく広々としたキッチン&ダイニング

キッチン側の斜天上部の窓は、太陽から滑らかに天井に伝う光を感じられ、気持ちのよい明るくナチュラルな空間です。

「Japandi(ジャパンディ)」とは、日本とスカンジナビアの美学を取り入れたスタイル。北欧の自然が織りなすナチュラルカラーに、日本の侘び寂びをプラスした、今、世界で注目されつつあるスタイルです。

冷蔵庫やレンジなど大きな家電はキッチン隣のパントリーへ。LD側からは目に入らない位置で、いつでもすっきり。バランスのとれたレイアウトです。

ダイニング側から見たリビング側の景色。DKとは、ガラス窓で半分仕切りながら繋がりを感じるつくりに。

リビングは広いソファと段差で座りやすく

リビングは一段下げて、どこでも座りやすいピットリビングに。二世帯ということもあり、親戚の方も多く訪れるとのことで、大人数が集まっても居心地よくいられる空間です。

階段の下はオープンに設計

ストリップ階段の下にはピアノを置いています。閉鎖感がなく、光も取り入れやすい空間に。

シンプル&モダンな和室も

和室の箪笥や鉢植えにした火鉢など、元の家で使っていたものも上手く取り入れて、オリジナルの家づくりを楽しんでいます。

2階にワークスペースを設けました

窓側にデスクを並べた、開放感のあるワークスペース。内窓があることで、空間がより広く感じます。

シンプルで清潔感のあるサニタリー

白×シルバーで統一した洗面台。サイドから見たシンクのシルエットがポイントです。ミラーや水栓のセレクトにもこだわりが。

玄関にも光が届くデザインに

正面の大きな窓から光が入る玄関。解体前の日本家屋は暗かったため、南側からの光はもちろんのこと、北側からの明るさや光の取り入れ方を工夫し、家全体を設計しています。

周囲の景観と調和する外観に

建築場所は、Sさんのご実家。元々あった日本庭園を残し、少しだけ手を加え、この場所や庭に馴染むことを重視したデザインに。

テラスにはゆっくり過ごせる日当たりのよいスペースも。

「日本庭園など、その場所の良さを残しながら、新しい物と合わせていくことを突き詰めていくと、japandi styleにつながりました。」とSさん。地域の雰囲気や、伝統的な和の魅力と温もりを大切に--。その上で、現代の暮らしに合わせて進化した、ハイセンスな住まいが完成しました。

MY HOME DATA
家族構成/夫婦 + 親世帯 
敷地面積/468.97㎡

延床面積/ 239㎡
間取り/ 5LLDK+和室(2世帯住宅)
施工/パパママハウス株式会社

パパママハウス株式会社

愛知県名古屋市緑区松が根台254
TEL:052-310-8800
公式サイト:https://papamamanhouse.com
Instagram:@papamamanhouse
Facebook:@papamamanhouse

 

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