【注文住宅】居心地がいい家のつくり方~家事編~
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
家時間がふえた昨今、家族そろって家ですごす時間がふえるということは幸せなことですが、在宅で仕事をするにも、家事をするにも集中力が必要で疲れもたまりやすくなります。でも、家の間取りや設備を工夫するだけで、メリハリをつけて暮らせるようになります。そこで、家時間を心地よくすごすためのヒントを3テーマにわけてご紹介。3回目は家事を心地よくする工夫です。
日常生活編はこちらより。
在宅ワーク編はこちらより。
そのほかの家づくりの基礎知識の記事は、こちらより。
家族みんなが使いやすいようキッチンの作業場は広めに
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ステイホーム期間中にふえたのが子どもとのお菓子作り。一緒に作業できるように、バックカウンターに作業できるワークトップを設けたり、フラットタイプのキッチンを選んだり。Ⅱ型のキッチンを選べば、1人がシンクで洗い物をしている間、1人がコンロで鍋に火をかけるというように、お互いの作業をじゃましません。
買いだめしたものを保管できる大きな収納庫を!
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食材やキッチンの消耗品をまとめ買いする場合、そこに収納するを計画しておくべきです。流し台の下やバックカウンターの収納に余裕があるからといって、すき間をなくしてしまうと、出し入れが不便になります。パントリーを設けて、どこに何があるかひと目でわかるよう、収納スペースを多めに設けて余裕を残せるように。
ゴミ増加を見越して一時置きできるスペースを
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料理のデリバリーやネットショッピングを楽しむ方がふえたと同時に、空き缶や段ボールなどのゴミも増加。通常のゴミ箱の置き場に加えて、一時的にゴミを置いておけるスペースを用意しておくと、部屋が散らからずに安心です。勝手口やバルコニー、パントリーのほか、生ゴミであれば密閉できるゴミ箱を置ける場所を確保して。
外干しが気になる方には浴室乾燥暖房機がおすすめ
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ウイルスやアレルギー物質が洗濯物に付着するのが気になるという方は、浴室に乾燥暖房機や乾燥機付き洗濯機を取り入れては。雨の日や急な来客時にも活躍してくれます。電気代が気になるという方は、光や風を取り込めるような家事室やサンルームなどを設けて、自然の力を利用して乾かすのも方法です。
帰宅後すぐに手を洗えるよう玄関に手洗い場を
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玄関のそばに手洗い場があると、帰宅後すぐに手を洗えて衛生的。子どもに手洗いを習慣づけられるし、来客時にお客さまを生活感のあるサニタリーに通さなくて済むのもメリット。ただし、目につきやすい場所なので、使い勝手のみでなくデザインにもこだわって。消毒液やマスクを置いておける棚も一緒に作るのもおすすめです。
家事の負担を減らすのに全自動の家電に頼るもアリ
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キッチンの洗い物がふえたり、一日に何度も掃除機をかけたりと、家事の負担がふえた方も。少しでもラクにできるように、食器洗い乾燥機や全自動洗濯乾燥機などに頼るのも方法。ロボット掃除機を取り入れる場合は、段差を少なくする工夫が必要。「Google Home」などの、声で家電を操作するような機器も検討してみては。
高効率給湯器やペアガラスで光熱費を節約
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家にいる時間が長いと光熱費も気になるところ。そこで、電気ならエコキュート、ガスならエコジョーズなどの高校率給湯器を取り入れると、省エネで経済的です。当初の機器代は少し高価ですが、ランニングコストで差が出ます。窓をペアガラスにしたり、家の断熱性を上げたりするのも、省エネにつながります。
この記事は、「30代夫婦が建てたナチュラルで明るい家」の本より抜粋しています。
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