「TRUCK」の家具が似合うカッコよくておしゃれなリノベマンション【奈良県】

Comehome!
2022.10.16

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

結婚以来暮らすマンションをリノベーションすることにした児玉さん。コツコツ集めてきた「TRUCK」の家具が似合うように、塗り壁に無垢の床材、そして、木製の格子窓を施したことで、ナチュラルでカッコいい雰囲気に生まれ変わりました。

この記事は『リノベーションでかなえる カッコよくすっきり暮らせる家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。

【児玉さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/20年
間取り/3LDK→2LDK+WIC
延べ床面積/67.60㎡ 
物件購入価格/持ち家のため今回はナシ
リノベーション費用/85万円
リノベーション面積/67.60㎡
施工/kinoto

コツコツ集めてきた家具に合わせて設けた
大きな格子窓がお気に入り

和室を1.5畳分狭くしてリビングを拡張。チェアを余裕をもって置けるようにしました。

「TRUCK」のオーナーさん宅を雑誌で見て、室内窓に憧れていました。杉材を枠で作ってもらいました。

和室は6畳から4.5畳へ変更。夫婦2人でふとんを敷いて寝るだけなので、これで充分です。

キッチンカウンターの前壁は手もとが見えない高さにすることで、生活感を目隠し。カウンターの向こうにはドロワーチェストを配置。バックカウンターの棚板は古材を使用。

 この家は、20年前に新築で購入したマンション。入居当初はピカピカの内装がうれしかったけど、大好きな「TRUCK」の家具がしっくりこなくて、モヤモヤしていました。チェアやテレビ台、テーブルなど、少しずつ家具を買い足しながら、いつかこの家具が映える家に住みたい!って夢みていました。15年がたち、いよいよ設備も古くなってきたころ、新築一戸建てに住み替えることも考えました。でもコスト面で妥協するのは嫌。好みを貫くにはリノベしかないと決断。施工会社も「ここなら私の好みをわかってくれる」ってピンときた会社を選びました。
 生まれ変わったわが家は見違えるばかり。味けなかったフローリングはカッコいい無垢材の床に。汚れが目立った壁は真っ白の塗り壁に。何より自慢なのは木製の室内窓です。チェアを置いたとき、イメージにぴったりで感激しました。長年住み慣れた部屋が生まれ変わって、第二の人生がスタートした気持ちです。

憧れのカフェ「BIRD」の雰囲気を
古材とタイルで実現!

トップはステンレスで厨房のような雰囲気。面材はぬくもりのある木製に。シンク下はゴミ箱が入るオープンに。

キッチンにお金をかけたぶん、なるべくコストをかけないようシンプルに造作。

もともとあった廊下の収納は、奥行きを広げてもらって収納力が倍に。棚板は高さが変えられるように棚柱をつけてもらいました。

以前の間取りでは収納が足りなかったので、洋室をつぶしてWICにチェンジ。手持ちのたんすの場所を確保し棚を造作。

ゆったりした玄関にしたくて洋室の一部を削り、玄関スペースを広げました。

 以前のキッチンは手狭で、2人一緒に立つとギュウギュウでした。そこでシンクの向きを変え、横幅を広げたことで、グンと使いやすくなりました。休みの日は夫や娘と一緒に料理や片づけができるようになったからうれしくて。造作した木とステンレスのキッチン、タイルやコンロ、換気扇まで、好きなものを選んだから、憧れのカフェ「BIRD」にちょっと近づけた気がします。
 また、家全体で収納スペースをふやせたのもありがたいこと。特の玄関が狭くて靴箱に入りきらない靴を洋室のクロゼットにしまっていたんです。だから玄関スペースを広げ、壁1面に大容量のシューズクロゼットを設けました。そのぶん狭くなった洋室は思いきってWICとして使うことに。うちは娘がもう大きいし、いずれは夫婦2人になることを考えると、ちょうどよかったと思っています。リノベーションしたことで、見た目だけでなく住み心地もぐんとよくなりました。

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