96㎡の空間を広くみせる鍵はスケルトン階段と吹き抜け。白さ際立つ清潔感のある家

Comehome!
2023.02.17

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

〈Sさんの家〉
前の住まいでは窓が少なくて暗いのが悩みだったというSさん。新しい住まいは、吹き抜けにして壁も最小限にしたおかげで、部屋全体が明るくなりました。家のパーツ一つひとつも、こだわりをもって選んだもの。開放的で心地いい光が注ぐマイホームをご覧ください。

この記事は『30代やりくり上手な夫婦が建てたナチュラルで心地のいい家』より抜粋しています。
その他の施工実例はこちらより

家づくりで重視したのは明るさ
スケルトン階段や吹き抜けを設けたことで
開放感あるLDKになりました

床は無垢のホワイトオーク材を張りました。コスト削減のため、保護塗料オスモカラーを自分たちで塗装しました。

吹き抜けに沿うように造作の階段を取り付けました。南に面した玄関の掃き出し窓や2階からたっぷり光が入ります。

サブウェイタイルを背景にすると
キッチン雑貨がよく映えます

「ハンセム」のⅠ型キッチンをもとにした「アントリー」のカスタムバージョンを選びました。95万。

キッチンのスイッチプレートは「アントリー パーツ&サプライ」で購入したアメリカン1口スイッチ&2口コンセントカバー 2200円。

玄関も自然光が入って明るく

玄関を入った左側に、家族みんなの靴が入る靴箱を取り付けました。狭く感じないように、白を選びました。

外壁には「ニチハ」のモエンサイディングM-14と、「エスケー化研」ベルアートAC-1035を組み合わせましや。

吹き抜けにしたから採光は充分だし開放感もばっちり

 以前の住まいは窓が1つしかなく、暗いのが悩みでした。家を建てるなら明るい家がいちばん。そして、私の好きな北欧のヴィンテージ家具が似合う部屋にしたかったんです。でも、あちこち工務店をまわったけど、細かいニュアンスが伝わらなくて。そこで、勤務先でもあるライフスタイルショップ「アントリー」の住宅設計・施工部門に相談。すると、今までがうそみたいに思いが伝わり、話が進みはじめて。節約の細かいアドバイスまでしてもらえました。
 1階は壁を最小限にして材料費を抑え、LDKをひと間続きに。吹き抜けにしたから採光は充分だし、開放感もあって、気分まで明るくなります。また、コスト高のヘリンボーンの床や塗り壁は断念。代わりに床にはオークの無垢材を、キッチンの壁にはサブウェイタイルを張って、ヴィンテージドアや雑貨が似合う空間も実現してくれました。

MY HOME DATE
竣工年月/ 2014年8月
マイホーム取得年齢/夫30歳、妻29歳
家族構成/夫婦+子ども1人
延べ床面積/ 96m² (29.04坪 ) ( 1階/ 57m² 2階/ 39m² )
構造・工法/木造2階建て ( 木造軸組在来工法)

この記事の後半は2月18日11時公開予定

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