「サンワカンパニー」のOSSOが映える 工場のようなリノベ物件【後半】

Comehome!
2022.12.14

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

陶芸工房の実家で育ったことから、マイホームのデザインに選んだのは工場スタイル。コンクリートむき出しの壁や業務用風のステンレスキッチン、インダストリアルな照明などにより、憧れていたカッコいい雰囲気の住まいを手に入れました。

間取りの変更アイデア

もとは4LDKのこま切れの間取り。寝室とウォークインクロゼットだけつくり、LDKはひと続きに変更。浴室とサニタリーの場所も替えました。

この記事は『リノベーションでつくる カッコよくて心地いい家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより
この記事の前半はこちらより

リビングの壁にカウンターデスクを設けて作業スぺースに

リビングには仕事スペースも儲け、机を造り付けにしました。ペグボードが道具で埋まるのも時間の問題かな。

ヴィンテージチークをイギリス式のヘリンボーン張りに。全面に張ると予算オーバーなのでリビングだけ。

ニップルでハンガーラックを造作

新しくつくった寝室には、ニップルで組み立てたハンガーラックをつけました。カッコよくてお気に入り。

天井までの高さで作ったオーダーのものです。色はキッチンのタイルにそろえてもらいました。90000円。

「名古屋モザイク工業」のタイルがアクセント

元洋室だったので窓が大きく、広々したサニタリーは室内干しにも最適なんですよ。鏡は「 IKEA」で購入。

シンクは「TOTO」の実験用シンクSK7です。水栓金具は壁づけにしたくて「カクダイ」の125-001をセレクト。

窓辺を洗濯機置き場にしました。収納もたっぷりで、動きやすいし、明るいので、気分よく洗濯ができるんです。

手持ちの量に合わせて収納はしっかりプラン

靴箱はなく、棚をつけただけのオープン収納です。壁につけたペグボードも、帽子やバッグなどかけられて便利。

夫婦ともに服が多いので、大容量の収納を造作。ハンガーとオープンシェルフで取り出しやすいようにしました。

鏡張りの壁にすることで視覚的な広がりを確保

玄関フロアはモルタル仕上げに。左手の壁は姿見を兼ねて、全面鏡張りにしました。明るくなり、広く見える効果も。

1坪のユニットバスやフロアタイルなどでコストを調整

 プランは私たち夫婦で考えました。仕事柄パソコンでデザインを考えるのはお手のものだから。個室を1つだけ設けて、その代わりLDKは広くとり、壁と天井はコンクリートをむき出しにして工場っぽくすることに。でも、主人が希望するヘリンボーン張りの床は、実はかなり費用がかかりました。そこで、寝室とキッチン、玄関の床はフロアタイルに。浴室も1坪のユニットバスにして節約。キッチンやガスコンロなどの設備は、ショールームとネットで見て、デザインと価格を検討しました。手間はかかりましたが、これから長く住むのでお気に入りに囲まれていたくて。もちろんコストダウンにつながっています。
 この家での暮らしは始まったばかりですが、快適で家にいる時間が長くなりました。主人と料理を作るのも楽しくて。友人を招いてのホームパーティもふえたそうです。

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