「ジャーナルスタンダードファニチャー」のソファが映えるカッコいいリビングを実現【兵庫県】

Comehome!
2022.10.28

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

リノベーションプランを考えるとき、最初から夫婦の意見が一致することはあまり多くはありません。そこで大切なのは、それぞれの優先順位を決めること。そして、両方の希望を実現できる新たなプランを考えること。そうすることで、ご紹介する水本さんのように、夫婦の好みが溶け合う家を手に入れることができますよ。

元和室の手前半分をリビング、奥は書斎兼収納に変更。ソファは「ジャーナルスタンダードファニチャー」のもの。

この記事は『中古マンション・戸建てをリノベーションしてカッコよく暮らす』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。

【リノベーションDATA】
築年数/23年
間取り/3LDK→2LDK+WTC兼書斎
リノベーション面積/64.5㎡
施工/G-FLAT

間取りの変更アイデア

主なリノベーション箇所/間取りの変更のほか、ドアの造作、キッチンカウンターとバックカウンター造作、飾り棚造作、テレビ台造作、収納棚造作、トイレの壁をクロス張りになど。

いったんスケルトンにして
リビングとダイニングを広くとりました

キッチンを広げたので、元リビングだった側をダイニングスペースに。グリーンを取り入れて癒やしの空間をつくりました。

以前の様子はこちら

窓側に横に長いリビングダイニングがあり、隣は和室でした。

床はカフェ風のキッチンに合わせて、パイン無垢材をウォルナット色に着色。グリーンとも好相性。

ミッドセンチュリー好きの夫とナチュラル好きの私
2人の希望をかなえることにしました

 娘が保育園に入ったのを機に、マイホームを検討しはじめた私たち。限られた予算内でも自分たちの好みの家にしたくて、中古マンションを買ってリノベーションすることにしたんです。小学校を変えない範囲で2軒内見し、より間取り変更の自由が効くこのマンションを購入しました。
 とはいえ、主人と私の好みは実は真逆。主人はミッドセンチュリーなインテリアが好きで、天井の軀体現しとガラス張りのワークスペースを切望。そのいっぽう、私はナチュラルなカフェ風のキッチンや飾り棚が憧れでした。異なるテイストをどうまとめるか、この難題を上手に解決するのが、課題の一つでした。
 まず、大きく変更したのが、リビングダイニングとキッチンのレイアウト。できるだけ広く見せたくて、和室をなくし、ひと間続きのLDKに。リビングダイニングの壁の一部はタイル張りにして、50’sっぽい家具を探して、主人の好みのミッドセンチュリーな空間に仕上げました。

キッチンは私の好みを生かしてナチュラルに

LDKの天井は軀体現しで、インダストリアルな雰囲気に。間接照明を重ねてカフェ風の雰囲気をつくるため、天井にダクトレールをたくさんつけました。

カウンターの天板には足場板を使用。イメージどおりナチュラルな雰囲気に。

壁面はリビングの雰囲気に合わせ、ポップな「平田タイル」のSMB-1S、SMG-86S、SMA-45Sに。

「LIXIL」のアレスタ14。収納がたっぷりあって、シンプルなので、どんなインテリアにも似合います。

天井の雰囲気に合わせて、薄くてシャープな「LIXIL」SMHVR-931SIRBを選びました。

「LIXIL(INAX)」のSF-NA451S-JG5。お店で使われているみたいなアーチを描くフォルムにひかれました。

大好きなドライフラワーを下げてインテリアを楽しんでいます

 キッチンは、カウンターを作り、板壁を張って、私の希望のナチュラルテイストに。主人はスタイリッシュなキッチンにもひかれていて迷ったのですが、工務店の方が「毎日使う奥さまの好みも大切です」と、背中を押してくれました。ガラス張りの書斎は、生活感が出そうで心配だったけれど、そちらは主人の希望を優先。意見の違いは、工務店のアドバイスを参考にし、譲り合って解決していきました。
 小さなマンションなので、収納も工夫しています。キッチンと玄関は、オープンシェルフで見せる収納に。衣類はワークスペースと寝室にクロゼットを作り、隠す収納に徹しました。メリハリ収納にしたら、いつもすっきり。
 夫婦二人の好みが溶け合ったわが家ができ上がり、リノベーションは大成功。最近は大好きなドライフラワーをいっぱい吊り下げて、インテリアも楽しんでいます。きめ細かな提案をしてくれた工務店には、今でも感謝しています。

在宅ワーク用の書斎もつくりました

主人は小さな空間のほうが集中できるみたい。在宅勤務でも大活躍でした。

収納もしっかり計画!片づけもスムーズです

書斎にクロゼットスペースを作りました。リビングから書斎、寝室へと通り抜けられるようになっています。

バックカウンターの上段は、ダイニングから見えるので、おしゃれな食器類を収納。下段は生活感のあるものを収納。

窓側の飾り棚の上段は、雑貨を飾るスペース。下段は日用品を収納していますが、デスクにも替えられる造りです。

夫婦で靴が好きなので、玄関の横にシューズクロークを作りました。入り口は、アーチ形の入り口にして可愛らしく。

靴の高さに合わせて、棚の高さを変えられます。

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