※Come home! webに掲載された記事を転載しています
理想の家を形にするため、長い期間、工務店を探していたAさん。いくつか店舗をまわり、最後に足を運んだのが「studio*mag/株式会社アットナチュレ」でした。スタッフに『家を建てるなら平屋で、2WAY導線の土間収納や、ワークスペースが欲しい』と希望を相談。建てた後のライフスタイルも具体的に伝え、ここで家づくりをスタートさせました。
ヴィンテージ感あふれるLDK
部屋の印象を決める上で大きな要素を占める床は、ヘリンボーンの無垢床に。Aさん自身で塗った蜜蝋のおかげで、重厚感が出ておしゃれに。
自然光がたっぷり入る明るいリビング
リビングには大きな二つの掃き出し窓が。自然光をたっぷり取り入れられて、部屋の奥の方まで明るく、冬にはぽかぽかした暖かさも感じられます。昼間は照明をつけなくても過ごすことができるので、省エネ&節約のメリットも。
リビング奥にある薪ストーブはAさんが特にお気にいりのアイテム。スタイリッシュでおしゃれなうえに、お掃除の手間も少ないそう。キッチンの奥にかけて勾配天井になっているので、実際の広さよりも開放的に感じられます。
無垢床ならではの個性豊かな色合いがアクセント。
ワークスペースは開放的な空間に
リビングに隣接しているワークスペースは、ドアなしのオープンスタイルに。正面には大きなフレームウィンドウをつくる事で、より抜け感を演出しています。こちらの造作カウンターは、Aさんが考案して描いたイラストをもとに作ったものだそう。
ワークスペースの隣には、高さが自由に変えられる可動棚と、一面が有孔ボードになっている収納スペースが。均等に穴が空いているので、好きな位置に金物を引っ掛けて収納することができます。
ダイニングはキッチンの正面に配置
キッチンとダイニングがつながっているので、スペースを有効活用できます。出来上がった食事を並べたり、後片付けも楽々です。夫婦のコミュニケーションがとりやすいのも嬉しいポイント。
毎日の料理が楽しくなりそうな
キッチンエリア
レンジフードのダクトをむき出しにして、カフェのような雰囲気に。奥はパントリーになっていて、リビングからは見えないようプランニングされているので、オープンでも安心して使えます。床には水や油に強くて掃除がしやすい石のタイルを張って。
キッチン背面には、白タイルとグレークロスを張りました。どんな家具やスタイルでもコーディネートしやすい組み合わせです。IH調理器の前に設置した、格子付きの耐熱ガラスもこだわり。家の雰囲気に合わせつくられています。
こだわりを形にしたサニタリー
Aさんの描いたイメージイラストをもとに造作した洗面化粧台。水はね防止に手前側を立ち上げて、キッチンで使用したタイルと同じものを張りました。
洗濯機や置く物に合わせて作った造作棚。上部は高さが自由に変えられる可動棚になっています。下部の引き出しと扉の間にある空間も、「洗濯物が入れられるように」とAさんが考えたアイディア! 扉をつけたことで中の洗濯カゴを隠せるようになっているので、生活感を感じさせない空間に。
花柄のアクセントクロスが魅力的なトイレ。花柄のクロスはサンゲツの「RE-51562」。下部のクロスはサンゲツの「RE-51114」を使用し、上下で張り分けています。手洗いカウンターには収納スペースを設けた棚を作りました。
寝室の壁紙はシックな色をセレクト
グレーのクロスを貼った寝室。奥にはウォークインクローゼットがあります。
玄関は2Way動線に
家族用のシューズクロークを造作し、玄関と土間収納を間仕切り壁でゆるやかに仕切っています。土間収納は途中からホールと一体になっているので、靴を履かなくても利用できます。玄関正面にも窓がほしいというAさんの希望をもとに、フレームウィンドウを作りました。
外観もスタイリッシュなデザインです
ガルバリウムと木を組み合わせた外観。シャッターの部分はアウトドアストッカーです。リビングとワークスペースから出られるウッドデッキは、室内の延長のような気軽さで、アウトドアでの憩いの時間を過ごせます。
Aさんが自身の想いを込めて描いた、間取りや造作家具のイラストをベースに進めた家づくり。完成してからは家にいる時間が増え、現在は少しずつ庭やアプローチをDIYするのが日課になっているそうです!
MY HOME DATA
家族構成/夫婦
建築費用/1454万円(税込み・本体価格)
延床面積 /91.00㎡(27.52坪)
施工/studio*mag(株式会社アットナチュレ)