好きな場所で、ゆっくりと「resonance music」の音楽を

今日のひとしな
2020.12.21

~「Less」よりvol.21 ~ 

日々の暮らしや人生に欠かせないものとして音楽がある。

その曲を聴いただけで、その時の感情や場面までタイムスリップしてしまったかのような気持ちにしてくれる。時に情熱的に、そっと寄り添ってくれたり、背中を押してくれたり。ただ流れているだけで心地良く溶け込んでいくような音楽もある。

「resonance music(レゾナンス・ミュージック)」を主宰する吉本さんとは直接お会いする前から、選曲家としてよく目に耳にしていた。はじめては雑誌『relax』だったように記憶している。コンピレーションCDの「カフェ・アプレミディ」のライナーノーツや、様々な雑誌などでもお見かけしていた。編集者の岡本仁さんから紹介されたのは数年前で、たまたま近くにいることを知ってお茶をするだけでは終わらず、そのまま飲みに行くことに。

以来、お店でのBGMの割合はグッと吉本さんの選曲したものが増えた気がする。

そして、音楽と共にナチュラルワインや食に関しても共鳴する部分が多々あり嬉しい限り。そのひとつにワインと音楽が共鳴して誕生した『BEAU PAYSAGE(ボーペイサージュ)』のCDブックがある。

『BEAU PAYSAGE Pinot Noir 2015』の説明文を少し。

「ワインと音楽をつなぐ新しいコンピレーションCDブックが誕生しました。これは、山梨の津金で自然と向き合いながら、土地の表情をそのまま写した繊細で滋味深い味わいのワインを造る「BEAU PAYSAGE」の岡本英史さんが昨年よりスタートしたバタフライ・プロジェクトの活動の支援のためにつくられたものです。バタフライ・プロジェクトとは、その食べ物が「誰が、どういう考えで、どのようにつくられたのか」を、誰でも簡単に分かるようにしようという活動です。

アルバムのタイトルは『BEAU PAYSAGE Pinot Noir 2015』。「ボーペイサージュ」のピノノワールをイメージしてbar buenos airesを主宰する吉本宏が音楽を選びました。そのワインを飲んで浮かんできたのは、可憐で奥ゆかしいイメージでした。ピノノワールは単一で仕込まれることが多いことからピアノに喩えられることがあります。チャーミングなソロ・ピアノやピアノ・トリオ、繊細なギターなど、滋味深い味わいのワインの香りと余韻を表現しています。」
(オフィシャルHPより)

さらに、「resonance music」の"伝えたいこと"にはこう記されています。

「ある楽器の響きがほかの楽器とうまく響き合ったときに、美しいハーモニーが生まれます。いろいろな分野で活動する同じ感受性を持った人たちがつながって音叉のように響き合うと、そこには共鳴“レゾナンス”が生まれます。

一度共鳴が始まると、目に見えない絆のようなものが生まれ、それぞれが思い描いてきたことを実現することができるようになり、さらに新たなつながりが広がっていきます。

レゾナンス・ミュージックは、“音楽”を橋渡しにいろいろな人と共鳴して、そのつながりを大切にしながら、新しいものやことをつくりたいと思っています。」
(オフィシャルHPより)

ぜひ一度、自分の好きな場所でゆっくりと聴く時間をつくってみてください。

 

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