毎朝10分間片づける ― 沢野ひとしさん Vol.4

『家事のしくみを、整える』
2021.10.21

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新鮮なままおいしく食べたいから
冷蔵庫の中身は
なるべく少なく、スカスカに。

沢野家のキッチンは、明るくてとても気持ちの良い場所です。毎日使うから、片づけやすいように調理道具も最小限。鍋とお玉、フライパンは大小2つとシンプルな基本の調味料だけ。キッチンスペースを占拠する調理家電には、冷酷な目を光らせ、頻繁に使わないものは置かないように。

「冷蔵庫は、食品のクロゼット。定期的に食材の鮮度をチェックして、古いものは捨てて、新鮮なものを新鮮なうちに料理する。これがおいしく食べる基本です」

冷蔵庫内の雑菌の繁殖を防ぐため、月に一度は中をキッチンペーパーとエタノールで拭き、半年に一度は仕切り板など、中のパーツを全部出して掃除するのも沢野さんの担当です。


「食材がよく冷えるように、冷蔵庫もスカスカが理想だけど、生活ってそううまくはいかなくて、2年前のウニの瓶詰めが出てきたり(笑)」

日々の暮らしがある限り、毎日ゴミは出るし、家じゅうにいらないもの、古いものが蓄積していきます。

「モノはどこからともなく増えていく。暮らしをモノに翻弄されないために、月に一度、家じゅうをパトロール。それも刑事がいきなり家宅捜査するような素早さで、いらないものを捜査し、処分するのが大事。捜査は決断力が高まる早朝がオススメです」

illustration&photo:沢野ひとし

 


『家事のしくみを、整える』より
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Profile

沢野ひとし

Hitoshi Sawano

イラストレーター、エッセイスト、絵本作家。『本の雑誌』では創刊時から表紙イラストを担当。著書に『人生のことはすべて山に学んだ』(角川文庫)、『真夏の刺身弁当』(産業編集センター)など。

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