ワタナベマキさん 近頃暮らしにプラスした10のこと【後編】

ワタナベマキさん 近頃の話
2022.02.18

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06
近頃、アナログから
デジタルに切り替えたこと


実は、今までインターネットバンキングさえ使っていなかったワタナベさん。お金を振り込むときも、忙しい中であたふたとATMを探し、ときには窓口まで足を運んで、長い待ち時間に耐えていました。
「ある日、銀行の窓口の方と話していたところ、『え、まだやっていないんですか!?』と驚かれてしまって」
手数料も窓口より安いことなどいろいろ教えてもらい、とうとう重い腰を上げました。
「いやあ、こんなに便利だったとは! 今まで私が費やしてきた、無駄な時間のことを考えると、力が抜けてしまいました(笑)」

実は、月々の電気料金やガス料金も、振り込み用紙をコンビニに持って行って支払っていたほどのアナログ派。ところがネットバンキングをきっかけに、デジタル化は加速。スマホに「PayPay」のアプリを入れ、バーコードでの決済サービスにも挑戦したのだそう。
「まずチャージをして、ドキドキしながらユニクロに向かいました。『本当にスマホだけで支払えるの?』と疑心暗鬼になりつつ、失敗してもいいように、すぐ現金を出せる状態にして……」
もちろん、軽快に支払いは完了。その便利さに再びびっくり。
「意識して周りを見てみると、電子マネーを使えるお店が驚くほど増えているんですね。これからは、息子のお小遣いも電子マネーでいいかも、と思いました。現金のようにうっかり落とすこともないし、『今は1万円札しかないから、渡せないよ』なんてこともなくなるし。お財布に小銭が溜まっていかないのも、すごく便利だなあと、今更ながら感激しています」

07
近頃、奮発して買ったもの


ずっと欲しいと思っていて、とうとう手に入れたのがポータブル電源。
「災害の備えとして、持っておきたいなと思っていたのですが、すぐに使うものでもなく、値段が張るものなのでなかなか思いきれなくて。でも、迷っている間にも災害が起きる可能性はあるし、緊急のとき以外……たとえばキャンプにも使える。そんなふうに背中を押されて、とうとう手に入れました」
太陽光で充電可能で、携帯を差し込めるジャックの数なども考えて、「JVC」のものをチョイス。別売りの蓄電用ソーラーパネルも購入済みです。
「キャンプ以外で使うことがないことを祈りつつ、いざというときの安心を手に入れた感じ。ずっと気になっていたことだったので、ホッとしています」

08
近頃、ハマッている味



スーパーでピスタチオフレーバーのものを見つけたら、とにかくカゴに入れてしまうほど夢中。
「子供の頃、父のおつまみのミックスナッツから、ピスタチオだけつまんで食べてしまうほど、昔から好きでした。最近はちょっと流行しているのか、ピスタチオフレーバーのものがたくさん出てきてうれしいです。ピスタチオ味って高級なものも手軽なものも、ちゃんとおいしくてハズレがないのがすごいんです!」


一方、素朴な和のお菓子にも注目。
「これは手土産でいただいたものなんですが、素朴な味わいでとておいしいんです。パッケージも、すごくいいですよね。お取り寄せもできるそうですよ」




老舗「杉戸煎餅」の揚げかきもち。焼き煎餅とは違う、サクサクとした食感がやみつきに。

 

09
近頃、始めた習慣

「最近、引っ越しをしました。前の家はディスポーザーがついていたので、生ごみの悩みはなかったんです。24時間、ゴミを収集場所に出せる状態でしたし。でも、今度の家にはディスポーザーがついていないし、ゴミを出せるのは収集日の朝だけ。改めて、我が家はゴミ問題と向き合うことに……落ち着いたら、コンポストも始めてみたいな、と思っています」(※この記事の写真は、引っ越しする前のご自宅で撮影しました)

ごみを減らすために、すぐにできる方法として思いついたのが、“皮ごと食べる”こと。
「農薬を使っていない野菜なら、迷うことなく食べられると思います。でも、口にするものすべてをそれで賄うというのは、やはり難しいですよね」


そして、まだまだ、あれこれ消毒が必要な今の社会状況。そこで、最近知って、積極的に使っているのが「マスターミネラル」という清浄剤。海洋ミネラルによる天然の界面活性剤で、海がおこなっている自然の浄化作用と同じ状況を生み出すのだそう。食品の消毒のほか、手指の消毒にも使えます。
「驚いたのが、農薬除去もしてくれること。100%天然成分だから、ペットたちにも安心。さらに、消臭剤としても使えるので、夏場の生ごみの匂い問題も解決してくれそうです」

10
近頃、後悔したこと

「存在が近い人にこそ、心を配らなくては、と思うようになりました」とワタナベさん。
「気を遣わなくていい関係に甘えて、母にはつい、ぞんざいな対応をしてしまうことがあるなあ、と、最近反省しているんです。親はいつまでも頼れる存在と思いがちだけれど、歳を重ねてきているから、本当は気遣ってあげなきゃいけないこともたくさんあるはず。わかってはいるものの、携帯の着信に気づいても、『今、忙しいから後で掛け直そう』なんて思って、結局そのまま忘れてしまったり」
住んでいる場所の距離が近いのも、何かと後回しにしてしまう理由のひとつ。
「近所というわけではないけれど、行こうと思えばすぐ行ける距離。もっとまめに顔を見に行こうと思いつつ、つい、なあなあになってしまうんですよね。遊びに行ったときも、あれこれおみやげを持たそうとしてくれるけれど、『いらない、いらない、結局、食べないもん』なんて雑に断ってしまう。喜んで受け取ること自体が親孝行だということに、毎回帰ってから気づくのですが、その場ではすっかり忘れてしまって。母を含め、近くにいる家族にも、心遣いを忘れない。それが、今年の目標ですね」


text:福山雅美

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Profile

ワタナベマキ

Maki Watanabe

グラフィックデザイナーを経て、「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート。独立後は、雑誌やテレビなど活躍の場を広げ、レシピ本も多数出版。
instagram「@maki_watanabe

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