ワタナベマキさん 近頃暮らしにプラスした10のこと【前編】

ワタナベマキさん 近頃の話
2022.02.17


料理家としてテレビや雑誌の撮影をこなしつつ、お母さんとして家族のためにおいしいごはんを作り、日々暮らす部屋をきれいに整える。休みなく、毎日くるくると立ち回るワタナベマキさんですが、実はどっこい、スーパーウーマンなんかじゃありません。失敗や後悔は山ほど。手を抜くこともあるし、隙間時間がうまく活用できず思い悩むことも……。そんなワタナベさんの
「近頃」をお届けする不定期連載。ウキッとすることからついへこんじゃうことまで、ゆるゆるっとお伝えしまーす。

 

01
近頃、気に入っている
「軽・薄・暖」なニット

ふと入ったショップで見かけて、気になったニット。肌触りもすごくいいし、色の感じもすごくいい。その場で買おうとも思ったのですが、「衝動買いするのもちょっと……」と思い、家に帰って検索。するとますます、そのプロフィールに魅力を感じて、すぐに購入を決めたそう。
「惹かれたのは、ニュージーランドのエキストラファインメリノウール100%というところ。実は最近、ニュージーランドの食材に触れる機会があり、ちょうど興味のある土地だったのも、何かの縁だなあと思いました。また、品質の良さはもちろん、生産から廃棄まで、サスティナブルな視点からものづくりをしているメーカーだとわかったのも積極的に買いたいと思った理由のひとつです」
できるだけ廃棄物を出さないよう、長く着続けられるようにお直しもしてくれると知ってびっくり。他にも、環境保全に関してさまざまな取り組みをしていると知り、応援の意味も込めて気持ちを後押ししたのだそう。



原料はニュージーランド産、デザインや縫製は日本で。「サイズ感などが、日本人向けなのも取り入れやすい理由です」

「身につけたら、とにかく軽くて暖かいんです。薄手だから、インナーとして着られるのも魅力。結局、インナー用のハーフパンツやアンダーパンツも購入しました」
そのやわらかさは、素肌に触れると実に心地よく、包まれているかのような安心感。合わせるものは自然と、デザインよりも素材重視になり、心地よい天然素材のアイテムが多くなります。
「春が近くなって、軽やかなファッションを楽しみたい一方、冷えも気になる年代(笑)。素肌に心地よくて暖かな薄手ニットは、これからの季節も大活躍してくれそうです」

02
近頃、料理中に
聴いているもの


学生時代は英文科で学んでいたワタナベさん。コロナ禍で海外旅行に出かけることもなくなり、最近はすっかり英語から遠ざかってしまいました。
「英語は今でもやっぱり好きなので、なんとかしたいなあ、とはずっと思っていたんです。でも、仕事が不規則だし、同じ曜日の同じ時間にレッスンを受ける、みたいなことは難しくて。そこで、アプリを活用しようと考えました。デジタルは苦手なんですけど……」
活用するのは、撮影の準備でキッチンに立つ時間。BGMがわりに「スピークバディ」というアプリを流しています。何かと時間に追われる中、すきま時間で、自分のペースでできるのが、聞き流し系アプリのいいところ。

「耳を慣らすって、本当に大事で。始めたばかりの頃は、がっかりするほどリスニングの力が落ちていました。でもだんだん、感覚が戻ってきて。初級からスタートして、今はどうにか中級までステップアップ。夜寝る前にも聞くようにしています。だんだん、進歩していく感じがとても楽しい。大人になって、こういう“前に進んでいく感じ”って、なかなか味わえないですものね。目標は、映画やドラマを字幕なしで見ること! まだまだ道のりは遠いですが、勉強の習慣だけは、続けていきたいと思っています」


アプリは有料のものをセレクト。「お金を払っていると、向き合う姿勢が自然と真剣になるので、結果的にはとてもいいと思っています」

 

03
近頃、初挑戦したこと

昨年、ずっと習ってみたいと思っていた弓道に挑戦!
「大きな公園に併設された弓道場を訪ねてみたんです。体験をさせてもらって、すごく楽しかった! 今、とても人気があるらしく、新規会員を受け付けるのはもう少し先とのことですが、ぜひ入会したいと思っています。背筋がピンと伸びる、独特の雰囲気が好き。パソコンを見たりスマホを見たり、何かと猫背になりがちな現代の生活ですが、弓を張ると、姿勢が自然にスッと整う感じがして、本当に心地がいいんです」


「今回はスポーツウェアで体験しましたが、あの真っ白な弓道着にも憧れています」


さらに、惹かれているのが日本らしいしきたりの世界。前に進むときは左足から、などの決まり事も、学んでいくのが楽しいといいます。
「若い頃に習っていた茶道では、そんなしきたりが堅苦しいと感じて苦手だったのですが。主人と客で“場”を作り上げていくお茶席と違って、弓道は自分1人の世界に没頭できるところが、自分には合っているのかもしれません。これから、弓道を通して学べることが、たくさんあるような気がしています。日常の中で、自分だけに向き合える瞬間というのは意識しないとなかなか持てません。月に1度でも、そんな時間が持てたらいいな、と思っています」

04
近頃、美容のために
取り入れていること


正直、今まで美容には無頓着だった、と認めるワタナベさん。最近、美容と健康のために取り入れているのが「ニッピコラーゲン」です。
「粉末タイプを、ごはんを炊くときに入れたり、スープに入れたり。味がついていないので、料理に入れても味わいのじゃまにならないんです。コーヒーに入れることも多いですね。サプリだと飲み忘れることもあるけれど、料理に入れるとその心配もなし。私だけでなく、家族に気軽に摂ってもらうことができるのもいいところです」

実は、コラーゲンに期待しているのが骨の健康維持。
「知人が『骨粗しょう症だった母が、気に入って飲み続けている』と教えてくれたのも、習慣にしようと決めた理由。骨といえばカルシウム、と思いがちだけれど、実はコラーゲンも一緒に摂る必要があると聞きました。気軽なので、続けてみたいと思っている習慣です」



毎日飲むお茶にもこまめに入れて、コラーゲン摂取。「ちょっとトロッとするけれど、味にはほとんど影響ありません」

 

05
近頃、ヒヤリとしたこと

もともと、ヒールの靴は履かないタイプ。とはいえ、冠婚葬祭のときはさすがにそういうわけにもいかず……。
「すごく久しぶりに、5cmほどのヒールがある靴を履いたんです。自分が想像している以上に、体も意識もヒールの靴に慣れていなかったんですよね(笑)。足首から、コキッとなって……とっさにそばにあった手すりに捕まって、大事には至らなかったのですが」
そこから、ちょっぴり考えを変えました。
やはり、冠婚葬祭のときなどには、自分のファッションへのこだわりよりも優先すべきマナーがあります。そんなときにもきちんとした佇まいでいられるように、少し、ヒールの靴にも慣れていこうかな、と思うようになったそう。
「実際に履いてみると、少しヒールがあるだけでシャキッとした気分になることにも驚いています。まずは、少し安定感のあるウェッジソールタイプからはじめてみようかな、と思っています」


シンプルな黒のパンプスは、意外にいつもの服にもなじむことを発見。手軽に大人っぽく上品な雰囲気になる。

 

明日は【後編】をお届けします。お楽しみに!


text:福山雅美

 

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Profile

ワタナベマキ

Maki Watanabe

グラフィックデザイナーを経て、「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート。独立後は、雑誌やテレビなど活躍の場を広げ、レシピ本も多数出版。
instagram「@maki_watanabe

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