アフリカ・ブルキナファソから届いた、藍染‟ストール”

今日のひとしな
2022.03.26

~「berkarte」より vol.26 ~

本格的に暑くなる夏を前に、私の偏愛するストールをご紹介したいと思います。

ストール、といってもストールのように使っているのでそう呼んでいるのですが、西アフリカにある内陸の国・ブルキナファソから届いた藍染の古布です。


手織りの帯状の布をつないで一枚に仕立てたもので、現地ではそれを腰巻のように使っているそう。年間を通して暑い日の多い地域だからでしょうか、40度近くになる日が2~3ヶ月ほど続くこともあるようです。


日本の方にも馴染みのある藍染には、夏は涼しく、冬には暖かい特徴があります。さらに、防虫や殺菌の作用と紫外線防止にも一役かってくれるそうなので、遠いアフリカの地でも、同じ効果を期待して使われているのかもしれませんね。


作り手によるものなのか、サイズがバラバラで、色味も様々。染めたてのインディゴブルーのものもあれば、経年による変化でスレ感のあるものなど、どれ一つとして同じものがなく、好みのものを探したくなります。何年も使い続けている私物の一枚は、元々激薄で、よって生地も薄くなっているもので、ジリジリと暑い、夏場の日よけとして出番の多いものです。

藍色がやや残るこの一枚は、シングルベッドサイズのひとまわりほど小さなサイズ感。


室内では、ソファに掛けたり、ベッドの足元に使うベッドスローとしてインテリアのアクセントにも。おすすめは、ダイニングテーブルのクロスとして。汚れたら洗ってを繰り返して、デニムのように色落ちさせる、その表情も楽しんでもらいたい布です。

 

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