内田彩仍さんの人気著書『家時間』のミニサイズ新装版が予約スタートです

新刊案内
2023.11.15

急にぐぐっと気温が下がり、秋を通り越して冬が来てしまったような11月ですが、皆さま体調はいかがですか? 先月発売の内田彩仍さんの新刊『変えること変わらないこと』ですが、おかげさまで発売1週間で即重版が決定いたしました! 来月には品薄の書店さんにも再入荷する予定ですので、少々お待ちくださいね。

そしてさらに、今年はもう1冊、内田さんファンにはたまらない本の発売が控えております!


それがこちらの『新装版 家時間』。
2020年に発売して話題となった本『家時間』の内容を見直して加筆修正し、暮らしに新たに加わったことを綴ったページを追加した新装版です。ハンディサイズなので、バッグにしのばせておけば、いつでもどこでも楽しめますよ。

予約もスタートしましたので、ぜひこちらからご覧くださいね。

→ amazon

→ 楽天ブックス

 


 

1章
暮らし



住み替えのきっかけは家族のこれからを考えて
小さな家が好きだという内田さん。マンションから住み替えた一軒家は、小ぢんまりした空間がとても居心地よく、夫婦ふたりで過ごすには十分の広さ。家族の気配も感じられるし、これから歳を重ねても、日々の掃除が負担になりません。

 


安らぐシーンの作り方
部屋のあちこちに好きなシーンを作っておくと、ふと目にした時に心が安らいで、幸せを感じられます。キッチンに好きなツールを並べたり、部屋のどこからでも見える場所に、キャンドルホルダーを置いて、揺れる炎を眺めたり。



たまにはジャケ買いするのもいい
休日にたくさんの作り置きをしていると、つい濡れた手で触ってしまうラップ。そこでアルコール消毒ができるよう、樹脂製のラップケースを使うことに。清潔に見えるよう白をセレクトしたことで、キッチンの引き出しを開けた時、まわりにも馴染んで見えます。

 



2章
住まい


リビングファーストにした理由
一日のほとんどの時間を過ごすリビング。生活の中心であり、家族はもちろん、友人とも一緒に過ごしながら心を通わせる場所です。だから、節約するところと予算をかけるところを見極めながらのリフォームも、「リビングファースト」を軸に進めることに。



体にやさしい家を目標に
北側の玄関は、入居前の数か月閉め切っていたので、少しかび臭く感じたこともあり、ドアの正面と廊下の壁に、天然素材をベースに作られたエコカラットプラスを張って。機能面はもちろん、質感や色合いも内田さん好みで、雰囲気のいい空間になりました。



灯りで目も心も癒される場所作り
旅先で見て憧れていたというルイスポールセンのライトは、テーブルの上やソファ脇など幾つか取り合わせて配置。それぞれが日常を照らしてくれるから、デンマークの夜をイメージして、その時々で灯す場所を変えながら、シーンごとの光を楽しんでいます。

 


 

3章
収納


リビング収納は部屋に馴染むように
リビングに作りつけたデスクに置いた紙製トレイは「とりあえず置いておく場所」。日々届く書類や、確認しておきたい取扱説明書などをここに入れれば散らかりません。玉ねぎやかぶの形をした小物入れには、キャンドルやクリップなど、この場所で使うものを入れて。

 


キッチン収納は十年後を考えて
通常、コンロ下に設置されている魚焼きグリルは手入れが大変なので、今後のことを考えて引き出しに。計量カップや味見をしたり材料を仕分けしたりする時に使う小皿など、コンロまわりで使うものをまとめておけるので、とても便利。

 


目当てのものを探しやすいクロゼット
バッグは、埃よけの不織布の袋に入れ、中身がわかるよう写真を貼って収納。自立しない平たいバッグは、書類ケースの中に立てるように入れると、目当てのものがすぐに見つかり、取り出しやすくなりました。

 


 

4章
家仕事


ひと手間かけることを楽しむ
冷蔵庫を開けた時に、色とりどりの食材がぎっしり並んでいる様子を見ると、幸せな気持ちに。作り置きなど、ひと手間かけておくことで、日々の料理がスムーズになるし、気分よく作れたほうが食事の時間も和やかに過ごせます。

 


日々は習慣に助けられている
習慣があると、毎日何も考えずに家事を進められて、疲れや大変さを感じにくいと気づいた内田さん。これからの毎日を幸せに導くための習慣は、「明日の自分が何も考えなくてもすっと動けるように、体に記憶させておくもの」だと感じているそう。

 


洗濯の新しい習慣
洗濯機の清潔さを保てるよう、洗濯を終えたら中と扉のパッキンの間を拭き、かび防止のために、洗剤投入口を外して洗ったらそのまま引き出しておきます。扉も開け放ち、除湿機で中までしっかり乾燥させるように。

 

 

 


<Contents>


一章 暮らし
住み替えのきっかけは家族のこれからを考えて
長く使い続けるために
花を飾ること
安らぐシーンの作り方
心に余白を作れるように
朝日を感じる生活
たまにはジャケ買いするのもいい
定番の服を決めて
今のおしゃれに必要なもの
捨てない選択
小さな幸せを見つけたら声に出す
心地よく暮らすということ
小さなおやつの楽しみ
フラットに戻る方法を用意しておく
心配性でよかった
過ごしやすく整えることの大切さ
お互い頼り過ぎずに暮らせるように
新しい家族を迎えて

二章 住まい
リビングファーストにした理由
体にやさしい家を目標に
玄関は居心地のいい場所に
水まわりにはタイルを選んで
プロの手仕事をリビングに
暮らしながら決めていく
自分で決めることで自分が育つ
灯りで目も心も癒される場所作り
季節を楽しむ庭作り
先を見据えた仕様に
安心・安全を選ぶ大切さ
住み替える年齢

三章 収納
リビング収納は部屋に馴染むように
キッチン収納は十年後を考えて
目当てのものを探しやすいクロゼット
ドレッサーは身支度と心を整える場所
ワークスペースはすっきりと 118
使い勝手を引き継いだサニタリー
よく履く靴だけを玄関に
使う場所に合わせた収納
日用品の収納は家族も使いやすいように

四章 家仕事
日々は習慣に助けられている
いざという時のための練習
ひと手間かけることを楽しむ
新しく暮らしに迎えたもの
ずっと続けている掃除の習慣
掃除の新しい習慣
洗濯の新しい習慣
家仕事はふたつの方法を用意

_____

新装版の刊行に寄せて

住み替えてから少しずつ見直していること

1 砂利敷きの庭は二回に分けてコンクリートタイルにリフォーム
2 本棚のつもりが、好きなものを飾りながら保管する場所に
3 靴箱は、白いメラミン素材から温かみのある突板に変更
4 格段に進化したフロアタイルに張り替えたサニタリー
5 愛猫そらの成長を見守りながらいとおしさも日に日に増して
6 寝室のドレッサーをパソコン机としても使えるように

 


ご予約はこちらからどうぞ。

→ amazon

→ 楽天ブックス

 

→その他の内田彩仍さんの記事はこちらから

Profile

内田彩仍

Ayano Uchida

福岡県在住。夫、愛猫と暮らす。ていねいな暮らしぶりや素敵な着こなしが注目を集める。『いとおしむ暮らし』『家時間』『幸せな心持ち』『変えること変わらないこと』(すべて主婦と生活社)など著書多数。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ