まちのなかま
〜「OCUYUKI」より〜 vol.31
国立市が主催する「クラブサバーブ」という、「まちに関わるきっかけ」をつくるプログラムがあります。
そこでメンターを務めさせていただいた時に出会ったのが、OCUYUKIの近くに住むグラフィックデザイナーの河野修さんでした。
普段は会社員として働いている河野さんですが、このプログラムをきっかけに、「Atelier OK!」という屋号でワークショップを企画・開催するようになりました。そのご縁から、OCUYUKIでも何度もワークショップを開いてもらっています。

夏のお祭りや秋のハロウィンでは、お面づくりのワークショップを。
サンドイッチ屋さんになるお仕事体験では、子どもたちが使うグッズの制作を手がけてくれました。

お面づくりは、テーブルいっぱいにカラフルな画用紙やスタンプが広げられ、真剣な眼差しでハサミを動かす子どもたちの姿で、店内がいつも以上に和やかな雰囲気に満たされました。自分で作ったお面をうれしそうにかぶって帰る後ろ姿は、とても印象に残っています。
会社員という肩書きを少し横に置いて、自分の「好き」や「得意」を使って、街をちょっと楽しくする。気づけば河野さんは、OCUYUKIだけでなく、地域のいろいろな場所で楽しいワークショップを開催するようになっていました。

これまでOCUYUKIでは、いろいろな人の思いやアイデアが重なって、いつもの店とは少し違う時間が生まれてきました。
国分寺を拠点にする「株式会社アソブナラ」のメンバー、富本蒼さんは、「OCUYUKIでどんな時間が生まれたら楽しいか」を一緒に考え、「すなっくそうちゃん」を企画してくれました。
国分寺と府中の境目にお店を構える「夢見る薬膳料理研究室」の伊藤くにえさんは、季節の養生や食の楽しさに触れる「薬膳BAR」を。美味しく、からだをいたわる食の時間が、いつもの店内に賑やかな空気を運んでくれました。

それぞれの好きなこと、得意なこと、まわりを楽しませたい気持ちが、OCUYUKIという場所で重なる。
ものを売るだけではなく、人が集まり、何かが生まれ、そこからまた街へ広がっていく。そんな景色を近くで見せてもらえることは、お店を続ける中での大きな喜びのひとつです。

「まちのなかま」が少しずつ増えていくこと、そして、その人たちの小さな企みが、この街の日常を少し楽しくしていくこと。
OCUYUKIもまた、そんな小さなきっかけが生まれる場所でいられたら、と思うのです。
■Atelier OK!
■株式会社アソブナラ
■夢見る薬膳料理研究室
東京都国分寺市日吉町2-33-20 シャルムビル102
営業時間:水-金11:00〜18:00
火/土12:30〜18:00
定休日:第一土・日・月・祝祭日
https://ocuyuki.jp/
Instagram:@ocuyuki
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