「庭ビル」でお待ちしてます

～ 「cholon（チョロン）」より vol.24 ～

みなさん、こんにちは。今日は商品の紹介はお休みして、札幌の「cholon」の店が入居している建物「庭ビル」のことを書きたいと思います。

「庭ビル」があるのは、札幌の中心部、地下鉄「大通」駅から2つめの「西18丁目」駅で降りて、徒歩3分ほどの場所。近所には北海道立近代美術館や三岸好太郎美術館などがあります。3階建てのビルで1階、2階にはお店やギャラリーが、3階にはデザイン事務所が入っています。

もともとは、2007年にオープンした「D&DEPARTMENT札幌店」がビル全体を使っていましたが、2017年、絵本とおもちゃの店「ろばのこ」が入ることになったのを機に、ビルの名前を「庭ビル」としました。その後、2019年9月に私たち「cholon」と「庭キッチン」が1階にオープン。お店が増えて、賑やかになり、大人も子どもも楽しめるビルになりました。2017年からは庭ビルでは「庭しんぶん」を毎月発行しており、こちらも大人から子どもまで楽しく読んでいただいています。私もお店や子育てのことをテーマに隔月で記事を書いています。

「庭」という名前には「土に近いところで暮らしたい」という思いが込められています。ビル屋上にみんなでミニ菜園を作ったり、ビルから車で15分ほどの山の方に借りた広い畑で野菜を育てたりしています。今はまだ雪が残っていますが、春はもうすぐ一気に、本当に駆け抜けるようにやって来ます。今年も間もなく畑作業がスタート。昨年はじゃがいもや大豆などがたっぷり獲れましたくたびれるけれど畑で働くのは気持ちよくて、収穫できた時の喜びはひとしおです。

庭ビルのお店を紹介しますね。まずは1階にある「D&DEPARTMENT」。ロングライフデザインをテーマにした家具と雑貨のお店。全国にある店舗の中でフランチャイズの1号店としてオープンしました。ビルの3階に事務所を構えるデザイン会社「3KG」が運営しています。わたしのおすすめは北海道らしい木工製品「高橋工芸」の木のうつわ。独自の視点でセレクトされた北海道ならではのお土産を扱うコーナーも楽しいですよ。ほぼ月替りで入れ替わる展示のコーナーも見ごたえがあります。

続いて、cholonのお隣にある「庭キッチン」。ふだんお料理を担当しているのは「やぎや」のシェフ永田温子さん。味わい深い自家製パンを使ったオープンサンドや手作りのスイーツが好評です。そして月に2日間だけは「たべるとくらしの研究所」が入れ替わりにオープンし、しみじみとおいしい野菜たっぷりのごはんセットや季節のデザートが楽しめます。キッチン担当のスケジュールなどはリンク先のサイトまたは庭しんぶんでチェックしてみてくださいね。

2階に上がると子どもたちの声やおもちゃで遊ぶ音が聞こえてきます。2階は絵本とおもちゃの専門店「ろばのこ」。絵本や児童書、ドイツなどの木のおもちゃやボードゲームなどがそろいます。触って遊べるおもちゃが用意されており、実際に遊んで選ぶことができます。ギフトも年齢や好みに合わせてスタッフさんが相談に乗ってくれます。子どもたちだけでなく大人もわくわくしてしまうお店です。

2階にはギャラリースペースがあり、展示やイベントを不定期で開催しています。ギャラリーでは、4月21日（火）から、オランダの絵本「レナレナ」の原画展を開催。また夏には毎年恒例の「いとう写真館」が予定されています。ほかにも楽しみなイベントが盛りだくさんです。

そして、「cholon」は1階の入り口を入ってすぐの小部屋のようなスペースで、みなさんをお待ちしています。ぜひ遊びにいらしてくださいね。営業時間は11時から19時まで。日曜、月曜が定休日（月曜が祝日の場合は火曜がお休み）です。

＜庭ビル＞
住所：〒060-0042 札幌市中央区大通西17丁目1-7 庭ビル
電話：011-302-3333（代表）
庭ビルへの行き方を2月29日の記事で詳しく紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。
https://niiiwa.store/

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