人生の感懐は「大は小を兼ねる」というわけにはいかない
大切なモノやコト、想いを語るとき、
自分に嘘をつかず、
かといって周りを無視するのではなく、
しなやかに、美しく言葉を操ることができたら素敵だなと思います。
以前「暮らしとおしゃれの編集室」にもご登場いただいた、Z会進学教室・長野正毅先生の電子書籍『【Z会進学教室】長野正毅先生の幸せに生きるヒントThe Best Selection』から、心に残る“言葉“をピックアップ。5日間に渡ってお伝えしています。
こんにちは。インスタグラム担当のウメダです。
電子書籍『【Z会進学教室】長野正毅先生の幸せに生きるヒント』には、度々長野先生と息子さんとのエピソードが登場します。今日は、その中でも特に人気が高い記事に記された言葉をご紹介します。
長野正毅先生の幸せに生きるヒント 5
息子さんがマカロンが大好き、ということに気づいた長野先生が、ある晩、マカロンをたくさん買って帰って「好きなだけ食ってみろ」と告げます。マカロンは、通常ひとつ、ふたつくらい食べるものですよね? 一度に大量に食べることはあまりないのではないでしょうか? はたして息子さんは大喜びしたそうです。
私たちは、誰かを喜ばせたいときに「特別感」を演出します。誕生日やクリスマス、○○祝い、○○記念日などなど。それはそれで楽しいし、心が躍るものですが、私たちを支えているのは、実は普段の暮らし中の小さな喜びなのかもしれない──長野先生の言葉を読んでしみじみ思いました。原稿はこんな風に続きます
「彼がさらに大人になって(もう半分大人ですが)何かつらいことがあったときに、そういえば父親(=私)が大好きなマカロンを突然たくさん買ってきてくれた晩があったなあ……としみじみ思いだしてくれたらいいと考えるわけです」
日常の中にこそ、うれしいものがありますように。この想いは、私たち「暮らしとおしゃれの編集室」が目指すところでもあります。
5日間に渡ってお伝えしてきたこの特集も今日が最終日です。写真が1枚もなく、“言葉“だけの風変わりな特集にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
ご紹介した「長野先生の幸せに生きるヒント」が、皆さまの心のどこかに残って、生き方に迷ったとき、誰かに勇気をもらいたくなったとき、「そういえば、ちょっと変わった特集があったなぁ」と思い出していただけたら幸せです。
『【Z会進学教室】長野正毅先生の幸せに生きるヒント』は、弊社サイトで「試し読み」ができます。よろしければコチラからご覧くださいね。
・長野先生の幸せに生きるヒント1はコチラから
・長野先生の幸せに生きるヒント2はコチラから
・長野先生の幸せに生きるヒント3はコチラから
・長野先生の幸せに生きるヒント4はコチラから
Profile
長野正毅
80年代より小・中・高校生(大学受験生)の学習指導に携わり、
97年よりZ会の教室に講師として勤務。担当は国語。2020年2月まで渋谷教室長として、進路に迷う生徒や子育てに悩む保護者を励まし、応援してきた。現在も渋谷、新宿、三鷹教室で講師を担当している。著書に『励ます力』(主婦と生活社)がある。
【Twitter】https://twitter.com/shiawase_hinto
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