5月の「今日のひとしな」は蔵前「道具屋nobori」と「文月」からお届け

今日のひとしな
2021.05.01

新緑が美しく、ポカポカ陽気が気持ちいいこの時季は、近くをふらっとお散歩をするのも楽しいですよね。今月の「今日のひとしな」は、東京・蔵前の「道具屋nobori」「文月」が登場です。

浅草のすぐ近くの蔵前は、倉庫や古い建物をリノベーションした飲食店、カフェ、雑貨店などが増えていて、最近は「おしゃれな街」として注目されています。素敵なショップを巡ってカフェでひと休み、隅田川を眺めながら歩いて浅草に……という休日の楽しいお散歩にぴったりな街なのです。

「道具屋nobori」と「文月」を運営しているのは、蔵前のまちづくりを行う「株式会社light source」。人気カフェ「from afar」をオープン後、「菓子屋シノノメ」「喫茶半月」などを手がけてきました。


カフェ「from afar」で使用する器やグラスをストックし販売していたのがきっかけとなり、2018年4月にオープンしたのが「道具屋nobori」。


コンセプトは「人とともに暮らしていく、古き良き道具と居心地の良い日用品たち」。国内外に限らずセレクトされたグラスや陶磁器、カトラリーなどの生活用品が揃います。




「from afar」の世界観を味わえる魅力的な見た目と使い心地のよさ。そして、手の届きやすい価格が多いのも嬉しいポイントです。お店に並ぶのは定番のアイテムが多いそう。その理由は、毎日使う器やグラスだからこそ、壊れても同じものが手に入り、長く愛用してほしいという思いから。




定番アイテム以外にも、作家の個展や一点物のアンティークの器、動物のオブジェなど、イベントや遊び心が盛りだくさんです。




スタッフさんが実際に使って惚れ込んだものが集められている「道具屋nobori」。店内はシックなグレーを基調とした素敵な雰囲気ですが、緊張することはなく、むしろ心地よい空気が漂います。それは「背伸びをしすぎない、等身大の自分たち」を大事にしているからだそう。お客さんにとって身近なお店であるために、店内に並べる器やグラスも高価すぎるものはひとつもなく、デザイン、価格ともに心からおすすめしたいアイテム、と決めています。


「道具屋nobori」から徒歩6分ほどの場所にあるこちらが、洋品店「文月」です。洋服、小物、アクセサリー、ハンドケア商品など「洋服と身にまつわるモノ」が揃います。「洋服を中心としたセレクトショップが蔵前にもあったらいいよね」というお客さんやスタッフさんの思いが実現し、2020年夏にオープンしました。

セレクトショップと言えば、服がギュギュッとたくさんあるイメージですが、「文月」は商品がゆったりと置かれています。


実は店内に並んでいるのは、仕入れた商品のうちのほんの一部。日によって入れ替えディスプレイを変更したり、お客さんとのやり取りの中で「実はこちらもおすすめです」と、その方が似合いそうな一枚を裏から出してきたり。そうやって、セレクトして仕入れた商品を、さらにセレクトして店頭に並べているのだとか。


お客さんが素敵なひとしなに出会う、特別な時間と空間を一番大切にしたい。そうした思いから、並べる商品やディスプレイを日々変えて、こだわっているそう。


洋服のセレクトは、ていねいにつくられた着心地のいい素材のものが中心。最近は家でもストレスフリーに着られて、小物合わせでお出かけ着としても使える一枚が人気を集めています。


タオルやルームフレグランス、ハンドケアアイテムなど、暮らしを豊かにしてくれるアイテムも揃います。プレゼントやちょっとした贈り物を選ぶときに重宝しますよ。


オープンしたばかりの「文月」はまだまだ試行錯誤の段階。今後いろいろな変化や新しいチャレンジもあるそうなので、お楽しみに。


下町の古き良き文化と新しい文化が交わり、どんどん魅力が増す蔵前。人気の「from afar」や「菓子屋シノノメ」など系列店は歩いて行ける距離にあるので、お買い物のついでに足をのばすのもおすすめです。話題のお店「文月」と「道具屋nobori」がお届けする「今日のひとしな」は、本日からスタートです。ぜひご覧になってくださいね。

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文月/道具屋nobori

「文月」
住所:東京都台東区寿3-7-1
営業時間:11:00~18:00
定休日:水曜日
https://fuzukikuramae.stores.jp/
instagram:@fuzuki.kuramae

 

「道具屋nobori」
住所:東京都台東区寿2-9-17
営業時間:11:00~18:00
https://fromafar.stores.jp/
instagram:@douguya_nobori

 

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