10月の「今日のひとしな」は「エイトデイズ」が登場

今日のひとしな
2021.09.30

こんにちは。

残暑も和らぎ、涼やかな秋風が吹く気持ちのいい季節になりましたね。10月の「今日のひとしな」を担当してくださるのは、長野・須坂市にある洋服と雑貨のセレクトショップ「エイトデイズ」です。

「エイトデイズ」の店主山本さんは、1995年に神戸でヴィンテージウェアを中心に扱うお店「ゴスペルブランチ」をスタート。2009年にお店を閉め長野に移住。2010年に長野県・須坂市にて、古い商家の一角を借りて洋服と雑貨のお店「エイトデイズ」をオープンしました。

当初、長野市周辺で店舗を探していたのですが、なかなか気に入った物件が見つからなかったそうです。
「そんな時、たまたま通りがかった須坂の街並みに惹かれ、市の商業観光課を訪ねると、生糸の買取場だったという趣のある建物を紹介され、ここでお店を開くことを決めました」
古い建物ならではの風合いがなんとも素敵ですね。

須坂市は長野市の北東に位置する、古い町並みも残るのんびりしたエリア。店主の山本さんのご自宅はさらに東に4キロほど離れた高山村です。
「たまにですが、天気の良い日にはお店まで歩いて来ることがあります。リンゴ畑やブドウ畑に囲まれた農道を北アルプスを眺めながらぶらり歩いていると、それだけでリフレッシュできるんです」と山本さん。なんと贅沢な通勤時間なのでしょう!

「エイトデイズ」に並ぶのは、「ワランワヤン」のかごバッグやバブーシュ、「ゴーシュ」や「TUKI」の服、イイホシユミコさんの器などなど……。そのモノに関わる人々との関係性も大事にしながら、山本さんがセレクトしています。

「作り手やデザイナーはもちろん、代理店の方や営業の方たちが魅力的で面白い、という部分は大切です。いろいろ刺激ももらえますし、長く付き合っていくためにはモノそのものよりも重要な要素だったりもします。もちろんそれだけではないのですが、取り扱いを決める際には注意している点です」と山本さん。

「モノ選びは、手作りの1点ものでも量産品でも構いませんし、天然でもケミカルでもいい。自分は“こだわる”ってあまり良いことだと思っていないんです。モノとの距離を保つこと。あまりのめりこみすぎないことも大切だと思います。当たり前のことを黙々とこなして行くような、そんな人やお店が好きです」とも。
こだわらない、のめりこまない、といいつつも、モノへの深い愛情が伝わってくるラインナップです。

10月の「今日のひとしな」では、遊牧民の織物トライバルラグを中心に、店主・山本さんの目でセレクトした、素敵なモノたちをご紹介していきます。どうぞお楽しみに!

 

→「エイトデイズ」の記事はこちらから

EIGHTDAYS
長野県須坂市大字須坂375番地

Tel:(026) 248 – 3055
Mail:info@eightdays.jp
Instagram:@eightdays
営業時間:11:00~18:00
定休日:木曜日(木曜日が祝日の場合は営業)

 

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