自分を知った大人服 甘露寺知子さん 「パフコレクション」マーチャンダイザー

大人になったら、着たい服
2016.06.28

自分にとって

“楽しい”と思える

洋服選びを

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「ここ5年ぐらいで自分の姿がクリアになってきた気がします。『これが私にとっての心地よさなんだ』と、求めるものが絞られてきました」と語る甘露寺さん。その言葉どおり、クロゼットに並ぶ服は、デニム、無地のモノトーントップス、きれい色のトップス、シンプルパンツの4つに絞られ、潔い! とはいえ「ミニマリスト」的なストイックさはなく、ディテールに遊び心があったり、パッと鮮やかな色を取り入れてみたりと、どこかに楽しさが感じられます。

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「私、無理して買わないんです。本当にお買い物好きな方って、買うこと自体に満足されることも多いと思うんですが、私は長年着そうにないな、と思ったら手を出しません。昔から、家族に『これ買ってあげようか』と言われても、頑なに『いらない』と答えて困らせていたほど(笑)」

幼少のころからサンフランシスコで通算10年暮らすなど、ご両親のお仕事の関係で、日本と米国を数年ごとに行き来する生活。高校は日本のアメリカンスクールに進学するも、「テキスタイルを学びたい」とアメリカの大学へ。「日本語も英語も中途半端ですし、留学先でも授業が厳しくて苦労しました」と謙遜しますが、そんな環境の中で「自分らしさ」を客観的に見つめる目が養われたようです。

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「いつも『自分の姿には何が似合う?』と問いかけます。世間一般の基準ではなくて、自分自身が『楽しい』と感じる選び方ができるかが大切。よく色物を着ていると『あなただから似合うのよ!』と言っていただくことも多いのですが、人それぞれになじむ服があると思うんです。年齢に合った、物で主張しないおしゃれができるといいですね」

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『大人になったら、着たい服 2016春夏』より

photo:鈴木泰之

 

 

Profile

甘露寺知子

Tomoko Kanroji

アメリカの大学でテキスタイルを学んだ後、家具やインテリア小物の輸入商社、パフに勤務。

http://www.puffcorp.com

 

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