片づけで人生はきっと変わると思いますVol.1  フラワースタイリスト 平井かずみさん

暮らしのおへそ
2016.07.27

 

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「あのお気に入りのシャツがない!」「昨日書いた資料はどこにいった?」数ヶ月前まで、出かける前には、探し物ばかりしていたという平井さん。「忙しいから、片付ける暇がなくて、探し物をしているうちに、また時間が足りなくなって……。そんな悪循環だったんです」と笑います。

 見て見ぬふりをしてきましたが、とうとう限界に。「これ以上放っておくと、私は美しく花をしつらえることができない!と思ったんです」と語ります。今年の秋、一念発起して片付けに着手。まずは、洋服や器、本などを全部出し、「いる」「いらない」と分けて、不要なものを処分することから始めました。そして、ご自身が営むカフェ「イカニカ」で、フリーマーケットを開催。評判を聞きつけて多くのお客様が行列を作り、洋服は1/3に、器や本は半分に減りました。

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 すっきり片付いたら、次は新たな空間づくりを。以前の寝室をアトリエに。和室を寝室にと模様替え。アンティークショップで見つけたテーブルや棚を並べた新たな部屋では、晴れやかな気持ちで花と向き合えます。

 専業主婦だった平井さんが、花の仕事を始めたのは今から13年前。「それまでは、自宅の庭にバラの苗を100本植えたりと、園芸マニアの普通の主婦だったんです」と笑います。

 その後家具ショップに勤務。お店に花を生けにきてくれていた挿花家の谷匡子さんに「そんなに花が好きだったら、花の仕事をしないともったいないわよ!」とアドバイスを受けて、谷さんの手伝いから、少しずつ花の仕事を手がけるようになりました。

「ラフルローレン」のショップの生け込みから、外食チェーンの花活けまで、初めての仕事でも、体当たりでトライ! そんな中で、よく通ってたカフェから「花教室をやらない?」と声をかけられました。

「私は生花を習ったわけでもないので、花の生け方は、教えられないけれど、「花の楽しみ方」なら伝えられるかも、と『花の会』と名付けて教室を始めることにしたんです」

Vol.2につづく

『暮らしのおへそ』vol.21より text:一田憲子 photo:米谷享

Profile

平井かずみ

Hirai Kazumi

家具ショップ「タイム&スタイル」勤務を経て、フラワースタイリストに。草花がもっと身近に感じられるような「日常花」を提案している。ご主人の康二さんと共に東京、自由が丘の「カフェ イカニカ」を主催。ここを拠点に「花の会」を開催。http://ikanika.com

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