ヘアスタイルがおしゃれの決め手! #梅沢紳哉さん×遠藤智恵さん
夏から秋へ、おしゃれとともにヘアスタイルもリフレッシュさせたい! そんな方に向けて、今週の5日間、『大人のヘアスタイルBOOK』の内容の一部をご紹介しています。白髪が増えたり、ボリュームがなくなったり、歳を重ねるという変化を受け止めて、今の自分を生かすから格好いい! 素敵な先輩の髪形から、ヘアスタイルのヒントをぜひ、見つけてくださいね。
後半の3日間は、「大人のヘアスタイルBOOK」の取材に協力してくださった3つのサロンからお届けします。”私らしいヘアスタイル”にするために、スタイリストさんと鏡の前で話すこととは? 最終回に登場するのは、今日発売の『大人になったら、着たい服 ’16-‘17秋冬』で素敵な着こなしを披露してくださった、翻訳者の遠藤智恵さん。遠藤さんは、このヘアスタイル企画の取材のあとに、さらに短くショートカットにしたそうですよ。
梅沢 遠藤さんは、うちにいらしてもう2年ほどになりますね。初めは、グレイの肩ぐらいのスタイルでしたよね。
遠藤 3週間に1度のペースで白髪を染めていましたが、2011年に「もうグレイにしよう!」って決めたんです。全体がグレイになるまで1年ぐらいかかり、ようやく全体がグレイになったころ、梅沢さんにカットをお願いしたんです。
梅沢 それで一気にボブにしたんでしたね。顔の雰囲気や服の選び方がかわいい感じだから、小粋な雰囲気のスタイルがいいなと思ったんです。
遠藤 髪にクセがあるのでボブだと広がらないかな? と思ったのですが、コンパクトにキュッとまとまった仕上がりがすごく嬉しかったです。
梅沢 遠藤さんはもみあげに少しクセがあって、もみあげを出すようなスタイルだと難しいのは確か。でもクセのあるなしではなく、本人の雰囲気に合うスタイルをつくりたいと思っています。
遠藤 ボブスタイルはもちろんですが、斜めになっている前髪が気に入っています。
梅沢 遠藤さんの骨格や髪の生え方を踏まえつつ、バランスをとった仕上げにしているんです。全体的に少しだけ左を短く仕上げている。前髪も合わせて左から右へのアシンメトリーに。後ろもそうなっているんですよ。
遠藤 そうなんですね、前髪以外のアシンメトリーは全然気がつかなかった(笑)。
梅沢 アシンメトリーな前髪にすることで、すっきりとした小粋な雰囲気になるでしょう。すっきりしてもシャープすぎる雰囲気にならないのは、髪色がグレイだから。遠藤さんは、グレイにしてよかったことは何ですか?
遠藤 いちばんよかったのは、染めることから解放されたこと。以前は鏡を見るたびに、白髪が目立ってきたから早く染めなきゃって思っていましたね。また、頭皮が元気になった気がします。
梅沢 遠藤さんの頭皮や髪はすごく元気ですよ。だから髪に自然のツヤが出ていて、それがまたスタイルをきれいに見せてくれるんです。髪が元気だと、いろんなスタイルに挑戦できます。今からトライしてみたいヘアスタイルはありますか?
遠藤 染めることからも解放されたことだし、どうせ伸びるから(笑)、新たなスタイルにはどんどん挑戦していきたい。グレイにしたことで、ヘアスタイルをより自由に楽しく考えられるようになりました。今まで経験したことがないベリーショートとかパーマにも興味があります。
梅沢 どちらもいいですね。強めのパーマとか、似合いますよ。今度やってみましょうか!
『大人のヘアスタイルBOOK』より抜粋
撮影:和田直美 取材・文:森 有貴子
第1回 クセ毛を生かした大人のショート 鵜飼弘子さん
第2回 生え際から前髪を立ち上げて 森脇ひろみさん
第3回 「BALLENA」クジラさん×引田かおりさん 対談
第4回 「Lens」伊藤正俊さん×有川一美さん 対談
新規のお客様の予約は2017年5月以降の受付となります。
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☎03-6804-5299
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