椅子にサイドテーブルに 程よい存在感が心地いいセヌフォ族のスツール
~「ソコノワ」より vol.13 ~
こんにちは、「ソコノワ」の高橋です。本日は、アフリカの民藝品の中から特におすすめする‟セヌフォ族のスツール”をご紹介します。
写真のスツールを見て、みなさんはどう思いましたか?
「ソコノワ」店主が「これを仕入れる」と決めたとき、正直なところ、私にはその良さがまだよくわかりませんでした。日本の民藝品に関してはなんとなく肌感覚が養われているけれど、世界中で作られる土地のものの数々についてはまだまだ甘ちゃん。特に、こういったプリミティブ(原始的)なものとなると、頭に「?」が浮かんでしまいます。
でもね、見たり触れたりしていると、だんだんとこの良さがを感じられるようになってきました。
この‟セヌフォ族のスツール”は一本の木をくり抜いて作られた椅子。
その質感や木目は、いつまでも飽きずに眺めていられるほどです。似たものはありますが、すべてが一点物。全体の大きさ、足の長さ、座面の広さ、ひとつとして同じものはありません。どれも雰囲気がよくて、美しいフォルムをしています。
腰掛け用の椅子としてはもちろん、サイドテーブルや、植物などを飾るディスプレイ台としても最適。自分なりの使い方ができますし、ただ置いておくだけでも十分な価値を持っていると思います。
世界にはもっと洗練されているものや、合理的なものがあって、その恩恵をわたしたちは受けています。それでも、生活する空間に‟セヌフォ族のスツール”のようなものが置いてあったら、普段から人間として根源的な部分を無意識に感じられるはずです。
近くにお住まいの方は、ぜひお立ち寄りになって、まずはじ〜っとご覧くださいね。
住所:埼玉県川越市南通町16-5 ヨシダビル1F
電話:049-299-7285
営業時間:12:00~18:00
定休日:不定休
instagram:@sokonowa
HP : https://www.sokonowa.com
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