【ベッドやクロゼットも手作り】DIYでわが家をもっと愛しい場所に ③(後編)

Comehome!
2025.06.15

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

わが家に不足しているものに気がついた時、買い足したり諦める前に取れる手段がDIYです。「手間ひまをかけてでも、もっとわが家を愛したい!」これまでの記事で、そんな気持ちでDIYにチャレンジする人たちの暮らしをお届けしています。前回より登場する小黒さんは、子育てが一段落したころ少しずつDIYで模様がえを始めたそう。前編のリビングに続き、後編ではおしゃれな寝室やクロゼットなどをご紹介します。

この記事は、Come home! vol.68より抜粋しています。

私の部屋づくりの信条は
わくわくしながら暮らせる
おしゃれな空間にすること
お金をかけずに実現できるのは
DIYだからこそ
〈小黒千都さん〉


カラボで海外インテリア風のベッドをDIY。ヘッドボードはInstagramで見かけた海外インテリアを真似たもの。なんでもない空間がおしゃれに変身します。



杉材を縦に3本並べ、横板を固定して作ったヘッドボード。



カラーボックスを 9 個使って「日の字形」に並べ、板とマットを置いただけの簡単ベッド。本や日用品の収納スペースとしても活躍。

 

息子のリクエストで作った
眺めるクロゼット


洋服や帽子などの小物と、趣味のコレクションまで収納できるショーケース的なオープンクロゼットに。



棚板も棚受けもすべて OSB合板で作りました。



小物の収納には「IKEA」のドラガン伸長式ボックスを利用。棚受けにした板の間にはめ込んでいます。



「IKEA」のLEDBERG をスポットライトにしてカッコよく。

わが家には手作りした所がいっぱいありますが、私自身のDIYスキルはというと、棚を作るとか壁を塗るといったシンプルなことができる程度。工具もさほど充実しているわけではないし、ほかに作業場所があるわけでもありません。基本的に大きな音が出る作業 はホームセンターの加工サービスを利用し、私には難易度の高い大工仕事は、夫にお願いしています。 DIYで部屋づくりするとなると時間も手間もそれなりにかかるけれど、そのぶん費用はぐっと抑えられます。自分で素材を集めに行って、頭の中のイメージをどうやって実現するか相談するのも楽しい時間。そうして作り上げるから、業者に頼んで作ってもらうのとは違う満足感があります。特に家族みんなで作ったものは、一緒に作業した時間や思い出もあいまって、 でき上がったときいっそう愛着がわくんです。

生活感を隠してさわやかな空間に


洗濯機の上のスペースは棚をつけて有効活用。



ガチャレールを使い、棚板の位置を替えられるようにしました。



洗濯機パンに板を張って目隠し。簡単 DIYですが、格段に見た目がよくなり満足しています。


プラスチックの備えつけの壁面収納は、バルサ材をヘリンボーン模様に張り、「和信ペイント」の水性ウレタンニスチークを塗ってリメイク

わが家の背景が変わってきたことで、近ごろは選ぶ家具や雑貨の方向性も変化してきました。ものの魅力が引き立つようになったから〝より好みに合ったもの、いいものを選びたい〟と思うようになったんです。理想のインテリア追求に終わりはありませんね。 今年息子が家を出るので、空いた部屋をどう使おうかと現在思案中。夫婦二人暮らしを楽しめる住まいにしたいと思うと、ひと通りやり終えたような気がしていたDIYも、まだまだ道半ばなのかもしれません。

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