【34坪 4LDK】2000万円で家づくりでしたいコトをすべてかなえた雑貨も映えるナチュラルハウス(福井県)

Comehome!
2024.02.15


マイホームを建てることになったSさんが、真っ先にお手本にしたのはご実家でした。「大のインテリア好きの母が、カントリー風にセルフリノベーションした住まい。木に囲まれ、雑貨が映えるナチュラルな家は長年の憧れだったんです」。そんなイメージがバランスよく組み込まれたプラン住宅「Ayu-m Maman (アユーム ママン)の」を採用し、憧れを形にしました。基本仕様がリーズナブルな価格でありながら、デザインの良さと高性能な建材などが盛り込まれているおかげで、こだわりをさらにプラスできたそう。工夫したポイントも合わせて、家づくりのお話をうかがいました。

この記事は「30代やりくり上手な夫婦が建てたナチュラルで心地のいい家」より抜粋し、再編集しています。

MY HOME DATA
竣工年月/2015年10月
マイホーム取得年齢/夫30歳、妻30歳
取材時の家族構成/夫婦+子ども1人
建物価格/約1987万円
坪単価/約59.4万円
延べ床面積/110.69㎡(33.48坪)
(1階/57.04㎡、2階/53.04㎡)
構造・工法/木造2階建て(在来軸組工法)
間取り/4LDK *Mamanの家34Nタイプ
施工/株式会社梶間幸建
※価格・坪単価は竣工時(2015年)のもので、現在の価格は変更されています。詳しくは「Ayu-m Mamanの家 本部」までお問い合わせください。

漆喰壁に無垢材の床が
基本仕様にセットされていたのが
Ayu-m Mamanを選んだ理由
あとは好きなものを加えるだけでよかったんです
〈雑貨が映えるSさんの家〉

キッチンに立っていてもLD全体が視界に入る間取りです。ダイニング脇のPCカウンターは、キッチンにも近く、リビングの隣にある和室で遊ぶ子どもの様子も見渡せます。1階の壁は塗り壁「Maman Wall」を使用。高い調湿性があり、匂いもこもりにくいんです(※現在は漆喰塗料「ヒッキーウォール eco」に仕様変更)。無垢のパインの床は濃いめの色で着色してもらい、LDKが落ち着いた雰囲気に。

以前住んでいたアパートは、間取りが不便だったとSさん。「仕事と子育てを両立している身としては、生活動線の良さが優先課題でした。でも、使いやすい間取りを一から考えるのは難しくて…」。そんなとき、以前から気になっていた「Ayu-m Mamanの家」を建ててくれる工務店「梶間幸建」が県内にあると知り、すぐに見学会に申し込みました。

古材のように加工した梁が
ぬくもりを添えてくれます

キッチンからLDを見渡せる間取りは、SさんがMamanの家を選んだ決め手の一つ。梁は床材と同じく深めの色に塗装。左手の引き戸の奥には4.5畳の和室があります。

「自然素材を取り入れた内装はもちろん、家事や子育てがしやすいように考え抜かれたMamanの家の間取りは、私の理想そのものでした」。パッケージプランだから予算オーバーの心配もなく、安心して家づくりができたといいます。

たくさんの造作収納のおかげで
家具を買わなくて済みました
おかげで、家じゅういつもすっきり!

システムキッチンは標準仕様のもの。手持ちの食器棚に合わせて、バックカウンターは造作してもらいました。照明はすべて福井県内の「SELFISH」で購入。オーナーさんに相談しながら、各部屋に合うものを探しました。

家づくりでは収納にもこだわったSさん。施工中には何度も足を運び、“ここにも棚が欲しい”と追加でリクエストしたり、キッチンの棚の板の厚みまで数センチ単位でオーダーしたり、使いやすいようにカスタマイズして、部屋ごとに収納をしっかり確保。「そのかいあって、アパート暮らしの時に比べて、家事の効率は格段にアップしたんです」。また、造作家具のおかげで家全体に統一感が出たうえ、家具を買い足さずに済んだのも良かったそう。そのぶん、建材や照明に予算をまわせて、内装には好きなものを取り入れることができたといいます。

人目に触れやすい場所は
オーダーの建具や飾り棚を

リビングドアは標準仕様ではないけれど、「梶間幸建」の内覧会でひと目ぼれして奮発したそう。

玄関に設置した飾り棚は、印鑑を押したり、雑貨を飾るのに重宝。照明のトグルスイッチはこだわって探したアンティーク。

サニタリーのタイル選びにも
こだわりました

洗面台に張ったタイルは、「各務製陶」のコルセアの25㎜角。ブルーをアクセントにさわやかな雰囲気に。水栓金具は、白いタイルの洗面台ともよく似合う「Matillda」のアメイジア・キッチンも基本仕様でした。床は「シンコール」の木目風のクッションフロアに。すべりにくいし、掃除しやすくて便利だそう。

2階はクロス壁にして
家づくり費用にメリハリを

寝室の床も無垢のパイン材にしたので、2階の壁はクロス仕上げにしてコストダウン。

大の服好きで衣装もちだというご主人のために、寝室の奥には3畳ほどのウォークインクロゼットを設けました。行き来しやすいよう、扉なしに。

玄関のニッチは
雑貨が引き立つように
棚板を加えて

「お気に入りの雑貨を飾ったニッチのおかげで、帰宅したときに楽しい気分になれるんです」とSさん。上がりかまちを斜めにしたことで、玄関ホールが広々とした印象に。床にはテラコッタタイルを敷き詰めました。

玄関横のシューズクロークには、家族全員の靴が収納できるほか、ベビーカーやアウトドア用品なども収納できます。

こげ茶色の屋根に合わせて
外壁はオフホワイトに

ポーチの開口部はアールをつけ、やさしい印象に。外壁材は、撥水性が高く汚れに強い「カントリーベース」のSto塗り壁工法。ひび割れしにくく、メンテナンスも最小限に。

Sさんがこの家に住みはじめて実感したのは、無垢の床の快適さだそう。「肌触りは気持ちいいし、冬でもひんやりしないから、素足で過ごす機会もふえたほど。実家と雰囲気は違うけど、心地良さや雑貨が似合うたたずまいは、思い描いた通りのものになりました」と、満足そうなSさんです。

【Ayu-m Mamanってどんな家?】
無垢材の床、タイル張りの洗面台、使いやすいおしゃれなキッチン…。そんな子育て世代のママたち憧れの仕様がパッケージになっていて、リーズナブルな価格で満足のいく家づくりを実現できるのが大きな魅力。高性能な壁材や、石やレンガなどの風合いを表現できる「デザインコンクリート」にもこだわっています。また、エアコンやカーテンまでプラン内に入っているので、入居してすぐに快適な暮らしがスタートできるのも嬉しいポイント。間取りは8プランあり、どれも家事や育児のしやすさを考えられているので、30代のファミリーには特にぴったりな住まいです。

Ayu-m Mamanの家(本部・株式会社カントリーベース)

石川県金沢市駅西本町4-1-17
TEL:076-232-7710
FAX:076-232-7771
公式サイト:http://www.maman-net.com
Instagram:@maman_home
Facebook:Mamanのお家

 

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