ザワザワやモヤモヤがすーっと消える! 神社のあの作法で空間と心のお清め
ちいさなお清め
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3月20日は24節気の「春分」にあたります。昼と夜がほぼ同じ長さになり、そこから少しずつ日が長くなっていきます。古代中国の思想で、森羅万象を司る2つのエネルギー「陰」と「陽」も春分にはほぼ同じ強さになり、徐々に陽の気が陰の気に勝っていきます。
昼と夜、陰と陽が、それぞれ同じくらいでバランスが取れているこの時季は、どんなことも極端に走らず「ほどほど」を心がけましょう。東洋思想に「中庸(ちゅうよう)」という言葉がありますが、これは「極端にかたよらず、過不足なく調和が取れている」という意味。中庸を目指すには、春分の頃が最適なのです。
しかし、そうはいっても、ここ一番の大切な用事や緊張する場面があったりすると、「ほどほど」を保つのは難しいもの。心がジェットコースターのように極端から極端へと揺れ動くときは、どうすればいいのでしょうか。
心がバランスを失っていると感じたときにおすすめしたいのが「柏手」を打つことです。神社に参拝するときなどに打つ柏手は、音によって邪気を祓い、場や心を清める大切な作法。ぜひ正しいやり方を覚えましょう。
胸の高さで両手のひらを合わせ、右手を左手よりわずかに手前にずらします。肩幅程度に両手を開いたら、力まずに打ち合わせて音を立てます。このとき、指の間にはすき間ができないようにします。
参拝だけでなく、初めて訪れる場所などで空気のよどみを感じたときや、気分転換してスッキリしたいとき、不安や緊張で心が大きく揺れ動くときには、落ち着いて柏手を打ちましょう。練習していくうちに、より澄んだいい音が出るようになりますよ。それと同時に、気持ちが鎮まってリラックスできます。そこからまた改めて「ほどほど」を心がけましょう。
文/高宮カルラ イラスト/カトウミナエ
邪気を祓う365日の
「ちいさなお清め」を習慣にして
幸運体質に!
毎日がんばっているのに「ツイていない」と感じたり、厄年や占いの結果が気になったり……。多くの人にとって、ツキや運の有無は人生の大きな関心事のようです。それならば、ツキや運を遠ざける「邪気」を自分で祓い、清めていけばいい! そんな発想から、毎日の暮らしの中で手軽にできる浄化法をお伝えしたく、私は開運ライフアドバイザーとしての活動をスタートしました。そしてこの度、365個の「ちいさなお清め」を集めた本、『きょうのお清め』が発売されました。
本書は春・夏・秋・冬の4章構成で、12か月分、365日の「きょうのお清め」を紹介しています。季節や二十四節気をはじめ、風水や五行陰陽、自然の恵みや食養生、健康法や心の持ち方など、暮らしに即した実用的で手軽なものばかり。この連載でご紹介した「ちいさなお清め」も掲載しています。

日々の生活で心身にどうしてもついてしまう厄や邪気、穢れをすっきりと祓って、運と気のめぐりをよくする方法を、やさしいタッチのイラストを添えてまとめています。
カレンダーが示すその日のお清めをやってみるもよし。好きなときに好きなお清めをやってみるもよし。あなたに合う方法を見つけて実践してみてくださいね。
*『きょうのお清め』は全国書店、Amazonや楽天ブックスなどネット書店にて発売中です。詳細は記事下をご覧ください。
連載「ちいさなお清め」は
毎週金曜の夜にお届けしています
忙しい毎日の中で、イライラしたり、モヤモヤしたり、不運が続くと、「邪気がついているのかも…?」などと感じることがあるもしれません。そんなとき、すぐできる手軽な「お清め」を知っておけば、心も身体もすっきり整い、ご機嫌な自分に戻れます。この連載では、新刊『きょうのお清め』の中からおすすめの「お清め」をピックアップしてご紹介。四季の移ろいや日本の暦に寄り添う浄化法で、クリアな自分にリセットしましょう!
→その他の「ちいさなお清め」はこちらから
Profile
高宮カルラ

長年にわたりライター・編集者として第一線で活躍。風水、奇門遁甲、タロットなどの占術をはじめ、美容、料理、健康、漢方や鍼灸といった東洋医学や心理学、神事や精神世界まで、日本のライフスタイル全般に関わる書籍制作に携わる。各分野の専門家など3000人を超える取材と自身の実践を重ねる中で、人の幸せや運気は浄化(お清め)の習慣によって大きく左右されることを体感。心身の不調やストレス、邪気、穢れ、悪運を取り除くことで、本来の自分らしさとツキが自然に戻ってくることを確信する。その具体的な方法を多くの人に伝えることを使命とし、開運ライフアドバイザーとして本格的に活動を開始。本書は初の著書となる。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。































