心のサプリメント・フラワーエッセンスで心を癒すvol.1

コロナ禍のあと、しばらくお休みしておりました「からだ修行」。この先数回、しばし復活いたしますので、お楽しみいただければ嬉しいです。この連載で、さまざまな専門家の方に「かだに」について取材してきた健康オタクなライター・田中が、何と新しい仕事をスタートさせました！

photo：砂原　文　text：田中のり子　thanks：マヒナファーマシーストア

みなさまご無沙汰しております。ライターの田中のり子です。突然ですが、2023年3月から、「よもやま」という名前で、フラワーエッセンスのプラクティショナー（施術者）としての活動をスタートしました！

この連載の中でもフラワーエッセンスを紹介したことがありましたが、私は東京・下北沢にある「マヒナファーマシー」で開催されている「フラワーエッセンス」の講座に約4年通い続け、実践家をめざす「花療法家・カタリストクラス」を修了。お客さまと実際にお会いして、セッションを行う仕事を始めたのです。今回は「セッションってどんなことをやるの？」と疑問を持つ方に、具体的にどんなことを行っているかをご紹介いたしますね。

まずは「フラワーエッセンスって何？」という方に、簡単に解説いたします。フラワーエッセンスは1930年代に、英国人医師エドワード・バッチ博士によって発見されました。豊かな自然環境で自生する植物たちの花を摘み、その健やかな生命力を液体の中にぎゅっと閉じ込めたもの。この植物の力と私たちの心が共鳴し、バランスが乱れた心理状態を調和へと導いてくれる作用があるとされています。いわば「心のサプリメント」。物質的な薬効成分は含まれていませんが、セルフケアアイテムとして世界中で80年以上役立てられてきました。

フラワーエッセンスは世界各国でさまざまなメーカーによって作られていますが、私が用いるのはいちばんクラシカルな「バッチフラワー」。バッチ博士が発見したエッセンス38種類は、「不安や恐れ」「あきらめや絶望感」「孤独感」といったさまざまな人間の感情と対応しており、心の状態を探ったり、不調和な心を癒すのに役立てたりされてきたのです。

世の中にはさまざまな健康情報に溢れていて、特にコロナ禍以降「体のケア」については、みなさんわりと気にするようになりましたよね。一方で目には見えない「心のケア」については、おざなりになりがち。けれど、さまざまな健康法をつまみ食いしてきた私が、ここ数年で至った結論は「体のケアと同じくらい、心のケアが大事！」ということ。

「心が弱っているときは、風邪を引きやすい」といったことは、みなさん経験則で分かっているかと思いますが、強い心理ストレスは、免疫力の低下や各臓器への悪影響、病気のリスクが高まることは、いろんな研究でも明らかになっています。逆に、ちょっとの体調不良があっても、心さえ元気であれば、乗り越えられたりします。この「心の免疫力」を上げるのに、フラワーエッセンスはとても役立つ！ と、私は考えているのです。

そういうフラワーエッセンスの魅力をご紹介すると同時に、「よもやま」では「言葉に耳を傾けること」を重視しています。というのも、長年ライターの仕事をしてきて、打ち合わせや取材などで人の話に耳を傾ける日々を過ごしてきましたが、話を聞く、対話する、それだけで気持ちが整理され「心がちょっとラクになった」「自分の考えが整理されてすっきりした」と話す方をたくさん見てきました。

話すことはエネルギーの交換であり、「気」の交流です。自分の中で滞っていた感情を流していくという意味で、「話すこと」は精神面のみならず、肉体面でも、とてつもない効果がある！ と、個人的に思っているのです。

→vol.2に続きます

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