こね時間たったの3分!バターも卵も使わないのに最高のおいしさ!!〜幸栄さんの「基本のもっちりプチパン」のレシピ

パン作り。はじめまして
2021.10.11


風が秋めいてきて、そろそろオーブンに火を入れて、お部屋を温めたい季節がやってきました。週末のおうち時間に、手作りパンを楽しんでみませんか?

少ないイーストでのんびり作るパンレシピを提案している、パン研究家の幸栄(ゆきえ)さん。『「ちょっとのイースト」で作るプチパンとベーグルの本』に掲載されているプチパンなら、手でくるっと丸めるだけで簡単だし、焼き上がりもコロンとこんなにかわいいんです。


今日はその中から、豆乳を使ったもっちり食感のプチパンをご紹介します。はちみつでやさしい甘みを加えた、ほんのりとした甘さの香ばしいパンです。ぜひ試してみてくださいね。

基本のもっちりプチパン

生地に豆乳を加えると、もっちりとした食感に。
はちみつで、やさしい甘さもプラスしました。
生地は、少しベタベタして扱いづらいけれど、
豆乳ならではのかみごたえ、ほんのり甘みもある、
とびきりおいしいパンになります。
深めに入れたクープで、かっこいい表情に。

【材料(直径7㎝のもの10個分)】
強力粉…300g
塩…小さじ1
ドライイースト…小さじ1/2(2g)
・調製豆乳…215g*
・はちみつ…大さじ1*
・菜種油…大さじ1*
*混ぜておく

【作り方】

①生地をこねる

ボウルに粉と塩を入れてゴムベラで混ぜ、ドライイーストも加えて混ぜ、豆乳+はちみつ+油を加える。

ゴムベラで混ぜ、粉と豆乳がなじんだら、ボウルの中で軽くこねる。粉のダマがなくなり、ベタついてくるまで。

ひとまとめにし、ぬれぶきんをかけ、10分休ませる。

生地を台に取り出し、両手で折りたたんでは向こうに押すのをくり返してこねる。90度向きを変えながら3分くらい。

②一次発酵させる(4時間くらい)

菜種油(分量外)を薄く塗ったボウルに入れ、ぬれぶきんをかけ、暖かい場所で発酵させる。

2倍弱くらいの大きさになればOK。打ち粉(強力粉・分量外)をふった台に取り出す。
*室温20℃で4時間くらいが目安

③分割&ベンチタイム(20分)

カードで10等分に切り、生地の表面を張らせるようにして丸めて台に並べ、ぬれぶきんをかけて20分休ませる。

④成形&二次発酵させる(60分くらい)

生地の表面を張らせるようにして丸め直し、後ろは指でつまんでしっかりとじる。

オーブンシートを敷いた天板に並べ、ぬれぶきんをかけ、暖かい場所で60分発酵させる。

2倍弱の大きさになればOK。

⑤焼く

かみそりを2回入れながら(深めに切り込むため)まん中に1本切り込みを入れ、
霧吹きで水をかけ、200℃に温めたオーブンで13〜14分焼く。


幸栄さんのパンレシピはこちらにも】

 

photo:福尾美雪  styling:幸栄

『「ちょっとのイースト」で作るプチパンとベーグルの本』(主婦と生活社)


定価:1320円(税込)
少しのイーストで、ゆっくり発酵させて作る、体にやさしくておいしいシンプルパンレシピ本・大好評第2弾。●バターも卵も使わない●こねるのはたったの3分●型も道具も不要●イーストはほんの少しだけ  そんな、作りやすくておいしい“日々のパン”を提案している幸栄(ゆきえ)さん。手で丸めるだけのまるパンから、細長くてスマートなクッペ、シナモンロール、フォカッチャ…。プチサイズでどれもかわいらしく、家族みんなでパクッと食べられる形と大きさのものばかり。パン作り初めてさんにもやさしい、オールプロセスつきです!

Profile

幸栄

YUKIE

1979年広島県生まれ。19〜25歳までモデルとして活躍し、長女の出産を機に引退、パンの道へ。いくつかのパン教室に通った後、本格的なパン作りを学ぶためにべーカリーに勤務、2010年から神奈川県の自宅で、少人数制の「少ないイーストで作るパン」「自家製酵母+少ないイーストで作るパン」の教室「toiro(トイロ)」をスタート。日々の暮らしに寄り添うパン作りを大切に考えている。著書に『でっかいパン』『「ちょっとのイースト」で作るまるパンとベーグルの本』「ちょっとのイースト」で作る プチパンとベーグルの本』『「ちょっとのイースト」で作るベーグルとピザの本』(すべて主婦と生活社)など。
Instagram:toiroyukie

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