第31回　『お味噌知る。』について

『お味噌知る。』土井善晴/土井光著　世界文化社刊　MISOのロゴが攻めてる感じでいいですねぇ。

こんにちは。 OyOyの佐藤です。
今回ご紹介する本は、土井善晴先生と長女・光さんの初の共著『お味噌知る。』です。

「自分で作って食べることが　すべての始まり」です。と、土井先生はおっしゃいます。
自分の手を使い感触を知り、香りを嗅いで、音を聴く。その動作全てが、手と頭を自動的に連動させるトレーニングになると。お味噌汁はそのための大事な献立。
まずは〈お味噌汁を知る〉ことが、健やかな生活の始まりになります。

我が家の朝ごはんは毎日、お味噌汁とおにぎりとくだものかヨーグルトが定番です。
お味噌汁は昨晩の残りに具を足したり卵を落としただけだったり、と簡単なものですが、食べるとお腹と気持ちが落ち着くというか、おさまるというか、安心感があります。お味噌汁のなんとも言えない香りもいいですよね。

土井先生は鰹や昆布でお出汁を取らなくても、お水と具材だけで充分だと。たしかに具材のうまみが溶け出して、それだけでもおいしいのです。
お味噌汁のハードルを下げて下さった土井先生はすごい。

今朝のお味噌汁。白雪えのきと葉玉ねぎとお揚げさん。葉玉ねぎが甘くておいしい。

先日誕生日にいただいた花。まだまだ寒いけど少し春を感じれます。

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次回の京都「本と野菜OyOy」からは、2月22日（火曜日）に更新予定です。どうぞお楽しみに！