【2日間集中連載】高加水&もちもちのお店みたいなパンが、こねずに、冷蔵庫発酵で手軽に作れる!池田愛実さんの「オレオベーグル」のレシピ

パン作り。はじめまして
2023.11.21


11月も後半に入り、ぐっと寒くなってきましたね。ようやくオーブンを使ってのお菓子&パン作りが楽しい季節に♡今年は本当に待ち遠しかったですね〜。

さて、9月に発売された池田愛実さんの『こねずに作れるもちもちベーカリーパン』、おかげさまでとてもたくさんの方に手にしていただいていて、インスタにも「作りました〜!」と写真投稿していただいております。本当にありがとうございます!
 

ちなみにこちらはシリーズ前作の『こねずに作れるベーカリーパン』

そして、先日のもちサタインスタライブで池田さんがご紹介くださったオレオベーグル。こちらも本当にたくさんの方が作ってくださっていて、シマシマ模様のかわいさにハマる人が続出中! ちなみに皆さんの写真はこんな感じです。とってもかわいくて、おいしそうですよね!(写真をお借りした皆様、どうもありがとうございます!


トッピングのオレオはサクサク、生地に混ぜたオレオは甘くてしっとり〜♡お子さんたちにも「おいし〜っ!」と大人気のベーグルなんです!

ということで、今回はそのレシピをこちらでも公開させていただきますね。

このほか、こちらの本でご紹介しているのは…。


黒糖ロール(写真左)、そして今年ブームの塩パン!バターと塩けがたまらないですよね〜


お店のパンみたいに作れたら感激!のチョココロネ。型も手づくりできます♡


切りっぱなしのラフさがまたすてきなリュスティック 


staubで焼くカンパーニュは、まさにプロ級の焼き上がり!


ころころっとかわいいちぎりパンも?

…と、バラエティ豊かなラインナップ。ぜひチェックしてみてくださいね!

生地はこねずに混ぜるだけ、発酵は冷蔵庫におまかせだから、パン作り初めてさんでもカンタン。仕事や子育てで忙しい方でもチャレンジしていただけます。ぜひ試してみてくださいね。

Oreo bagel(オレオベーグル)
 
生地の中にも飾りにも、オレオがぎっしり。オレオは甘いクリームごと入れるので、生地の味つけにもなっています。飾り用のオレオはぐっと押し込むと、焼き上がりに落ちにくいです。

●材料(直径8cmのもの4個分)
・強力粉…120g
 ・砂糖…5g
 ・塩…3g
【湯種】
 ・強力粉…20g
 ・熱湯…40g
・ドライイースト…小さじ1/3(1g)
 ・水…60g
「オレオ」クッキー…10組

●作り方
①【生地作り】ボウルに湯種の材料を順に入れ、ゴムベラで手早く30秒混ぜ、10分以上おいて粗熱をとる。Bを量り入れて泡立て器で混ぜ、Aを量り入れ、ゴムベラで均一になるまで2分混ぜる。オレオ4組を4つに割って加え、手で細かくしながら混ぜ、ひとまとめにする。ラップをかけ、室温で30分休ませる。
② ぬらした手でボウルのまわりから生地をはがし、中心に折りたたむのを1周半くり返す。生地を裏返し、ラップをかけて室温で20分休ませる。
③【一次発酵】生地のボウルを冷蔵庫の野菜室に入れ、ひと晩(6時間)〜最長2日、2倍以上になるまで発酵させる。
④【分割&丸め】【ベンチタイム】生地の表面に打ち粉(強力粉・分量外)をふって取り出し、打ち粉をふってカードで4分割し、表面を張らせるようにして丸め、底は軽くとじる。乾いたふきんをかぶせ、室温で10分休ませる。
*1個あたり約71g
⑤【成形】【二次発酵】打ち粉をふって生地を裏返し、めん棒で横13×縦9cmのだ円にのばし、上1/3にオレオを1組ずつ5つに割ってのせ、上からひと巻きしてしっかりとじ込める。

そのままくるくる巻いてとじ目をつまんでくっつけ、手で転がして18cm長さにし、片端を開いて平たくし、もう片端にかぶせてとじ目をつまんでくっつける。10cm角のオーブンシート4枚を天板に敷き、とじ目を下にしてのせ、オーブンの発酵機能35℃で40分発酵させる。
*または乾いたふきんをかけ、室温でひと回り大きくなるまで発酵させる
⑥【ゆでる】【焼く】フライパンに湯1ℓを沸かして砂糖大さじ1(分量外)を加え、生地をシートごと裏返して入れ(シートは天板に戻す)、片面15秒ずつ弱火でゆでる。湯をきってとじ目を下にしてシートにのせ、半分に割ったオレオをまん中の穴に底まで押し込み、180℃に温めたオーブンで15分ほど焼く。


池田愛実さんのもちサタインスタライブ(オレオベーグルの作り方)はこちら

★池田さんのもちもち「チャバタ」のレシピはこちら

photo:衛藤キヨコ styling:駒井京子

『こねずに作れるもちもちベーカリーパン』(主婦と生活社)


定価:1680円(税込)

生地は、こねずにぐるぐる混ぜるだけ。発酵は、冷蔵庫の野菜室にひと晩入れればOKと手間いらず。なのに、ベーカリーのように最高においしいパンが作れるようになる、人気パン研究家・池田愛実さんのミラクルレシピが詰まった一冊。

第2弾となる本書で紹介するのは、今巷で大人気の“高加水”もちもちパン!粉の一部を熱湯で練る「湯種」を作ることで、手軽に、失敗なく、水分をたくさん含んだしっとりもちもちのパンがバラエティ豊かに作れるようになります。

Profile

池田愛実

MANAMI IKEDA


1988年、神奈川県藤沢市生まれ。女の子と男の子の子ども2人のママ。 慶應義塾大学文学部卒業。大学在学中にル・コルドン・ブルー東京校パン科に通い始め、卒業後は同校のアシスタントを務める。26歳の時に渡仏し、現地のM.O.F.(フランス国家最優秀職人賞)のブーランジェリー2軒で経験を積み、帰国後は都内レストランのパンのレシピ監修・製造・販売に携わる。2017年から地元・湘南でフランスパンと暮らす教室「crumb-クラム」を主宰。初心者から学べるフランスパンとフレンチ惣菜を教えている。著書に『こねずに作れるベーカリーパン』(小社刊)など。

https://www.ikeda-manami.com
Instagram:crumb.pain

 

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