『新大人の普段着 春~秋編』より 金子敦子さんのおしゃれの研究発表 夏編Vol.1
大人にとって薄着になる夏のおしゃれは悩みの種。
金子敦子さんが持ち前の探究心を発揮して、丈や形、バランスを研究。
夏が楽しくなるおしゃれのコツを発表します!
ワンピースの丈は
120cm以上が
エレガント
ワンピースといえばひざ丈で、パンツと合わせることが多かった私。昨年、一枚でさらりと着たくなって115cm丈のワンピースを試したら、しっかりしたふくらはぎが気になる……。そこでもう少し長い丈を探すことに。
長すぎると足首が隠れてメリハリがつかなくなるので、160cmの私が一枚で着るときのベストは120cmのマキシ丈。ちょうど足首だけが見えて、上品で落ち着いた印象に。「足を隠すだけでこんなに変わるんだ!」と我ながら驚きました。
試着を繰り返す中でタイトシルエットのワンピースも試しましたが、私の体型だとやや窮屈な印象に。胸元やウエスト周辺にギャザーが入っているデザインなら気になるおなかもカバーできるし、涼しくてラクチンです。
ディテールまで凝った
存在感のあるワンピース
サラリと着るだけでお出かけスタイルが完成。透け感のあるコットンとふんわりシルエットでフェミニンながら、黒とスクエアネックでキリリとした印象に。パテントのローファーでつやを加えて。
黄み肌に似合う
シナモンブラウン
胸元の細かなギャザーに視線が集まるのと、長さがあって生地が落ちるので「意外と気になるところが目立たなくなる」という一枚。「シナモンのようなブラウンは初挑戦の色。ヌメ革のサンダルで色合わせをしました」
photo:馬場わかな text:増田綾子
Profile
金子敦子
主婦。夫と娘との3人暮らし。看護師を経て日々の着こなしを自撮りで紹介するブログ『命短し恋せよ乙女★50代の毎日コーデ』をスタート。「あっこたん」の愛称で親しまれる人気ブロガーに。著書に『新 大人の普段着』(主婦と生活社)『お母さん、その服なんとかしよ!毒舌ムスメのファッションチェック』(飛鳥新社)がある。
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Instagram「@55akotan」
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