内田彩仍さんの今秋の着こなしvol.3「プリーツワンピース」

ナチュリラ
2021.09.22

昨日に続き、内田彩仍さんのこの秋の着こなしをご紹介。「この時季、毎日のように着てしまいそう」というアイテムが、「Manna(マンナ)」のプリーツワンピース。


『ナチュリラ』秋号では、こちらのデニム素材を着用していただきました。「カジュアルにも着られるし、濃紺だからキリッとした雰囲気もあって、アクセサリーをプラスすればきれいめスタイルにもなるので、一枚もっていると重宝しそうですね」


こちらのワンピースには、ブラックとグレージュの色違いも。それぞれ素材も異なります。


ブラックのワンピースは、喪服に使われることも多い上質なポリエステル素材。冠婚葬祭の席で着用することも可能です。


「法事やお墓参りでお寺に来たときは、『また会いに来ましたよ』という気持ちでいつも笑顔で話しかけるようにしています。やさしい気持ちで臨みたいから、身にまとうものも心おだやかでいられる服、そしてきちんと見える服を選びたいですね」


また、ブラックはハレの席でも活躍。大ぶりのアクセサリーをつければ、ぐっと華やかに。内田さんは襟元のボタンを2つほどあけ、2連のパールネックレスをさらに4連にして、細い小さなパールネックレスと重ねづけ。シルバーのクラッチで、キリリと仕上げています。

「大ぶりのイヤリングは、amazonで植物モチーフのイヤリングを検索して見つけたものです。最近はインターネットで買い物をすることも多くなりました。画像検索をするとイメージにぴったりのものが見つかることがあって、楽しいですね」


そして、もう1色がグレージュ。サテン地の光沢が上品で、背筋を伸ばして歩きたくなる一着です。


プリーツの縦ラインが、全体をすっきりと見せてくれます。やや立ち上がりがある襟元は、ボタンをすべて留めるときちんとした印象に、1つか2つあけると抜け感が出て、より大人らしく着こなせます。


袖口にはギャザーが寄せられていて、腕の曲げ伸ばしがしやすいのもいいところ。


もちろん、ポケットもついています。


昨日紹介したニットコートを羽織ると、少しリラックス感のある雰囲気に。これからの季節にぴったりの色合わせですね。

3色それぞれ素材も印象も違うので、どれにしようか迷ってしまいそうですね。さて、最終日の明日は、大人の日常着にちょうどいいトレーナーをご紹介します。

photo:大森今日子

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Profile

内田彩仍

Ayano Uchida

福岡県在住。夫、愛猫と暮らす。ていねいな暮らしぶりや素敵な着こなしが注目を集める。主な著書に『いとおしむ暮らし』『家時間』(ともに主婦と生活社刊)などがある。この秋、新刊『大切なこと』(PHP)を刊行予定。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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