真冬のふっくらニットと、ダウンっぽくないダウン

おしゃれさんコーディネート
2023.01.15

こんにちは、高知「ANOUCK(アヌーク)」の森 厚乃です。年明けの連載2回目。が、実は種明かしをすると、この記事を書いているのは12月始めで、まだそれほど寒くはないのですが、1月に入ったら本当の真冬になっていることと思います。前週は「ジョンスメドレー」のニットをご紹介いたしましたが、今回はその対局にあるような、真冬のためのニットをご紹介します。


カシミアをブレンドしたふっくらと厚みがあるニットは、思いのほか軽い着心地です。

 


ヒップのかくれる着丈、長めの袖などビッグなサイズ感のニットに、スウェットパンツを合わせてみました。スウェットパンツをはいて外出なんて、17年前に店を始めた頃には多分選択肢としてなかったと思います。でもここ数年、雑誌などでモデルさんがカッコ良く着こなしているのを見て真似してみたら、カッコ良く見えるかどうかは別として、当たり前ですが快適! そして暖かい。冬のパンツのバリエーションの一つとして取り入れてみること、おすすめします。



私は身長150㎝です。このコーディネートに足元がスニーカーだと、ビッグサイズのニットに負けてしまうので、サボをはいて地面から高さを出すと、少しバランスが良くなります。

 


おまけは、スウェットの裾をロールアップしてソックスを見せること。おまけ効果、あるでしょうか?

 


 


こちらのダウン、昨年同じものを買ってすごくたくさん着ました。イギリス軍のミリタリージャケットが原型。ユニセックスでサイズは大きめですが、表地はフラットで裏側のキルティングにダウンが入っているので、着られている感がないことと、ヒップがかくれて暖かいこと。これ重要ですよね。

ダウンを着る、着たい時期は、この上なく寒い時。ひと昔前に巻き起こった、ダウンブームで買ったダウンが、ショート丈でお尻が寒くて、次買うならロングと考えていましたが、身長が低いのでダウンのロング丈を着ると、どうもバランスが悪くて、もうダウンはいいか……とあきらめていました。

 


そんなときに見つけたのがこのダウン。生地もピカピカしてなくて、マットなところも好みです。

 


ダウンとしてはボリューム感はライトで、手に持った時のおさまりもいい感じです。私は以前、カフェで自分の持ったダウンで自分のコーヒーをひっくり返しました。幸い、飲んだ後だった……と記憶しています。この冬はダウンブーム再熱ですが、皆さまもカフェではお気をつけください。



ご覧いただいてありがとうございます。
次週もよろしくお願いいたします。

 


Scye Wool and Cashmere Blend Cable Sweater/ダークオリーブ
Fil Melange スゥエットパンツ/khaki
J&S FRANKLIN EQUIPMENT PSC LIGHT WEIGHT DOWN JACKET/black
R&D.M.CO- ガラ紡ソックス/natural

 

hair&photo:藤岡ちせ(APARTMENT 102.

 

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ANOUCK(アヌーク)

高知県高知市はりまや町1-9-7 1F
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定休日:水曜
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