リネンが主役のシンプルコーディネート

こんにちは。熊本・南阿蘇「robin ASO」の土持加奈子です。
こちら阿蘇も、風が気持ち良いと感じられる日が増えてきました。あと数日で春分ですね。

今日は湧き水を汲みに村内の水源へ

さて今週は、強い日差しや変わりやすい天気、冬の寒さなど、気候に振り回されることが多々ある山暮らしの中でも、私自身が「心地良い」を一番感じられる素材「リネン」をテーマにさせて頂きます。

リネン素材を着こなす上で、私が気をつけていることがあります。生地感が軽やかなので、ついつい一枚重ねて、二枚重ねて・・・と、レイヤードを沢山しがちですが、リネンのその清涼感や軽快さを活かすように「重ね過ぎない」ことです。

まず一つ目は、ロングスカートスタイル。
こちらは、アイルランド伝統のキルトを生産する老舗ファクトリーブランド「O'NEIL OF DUBLIN」の、爽やかなアイリッシュリネン地のキルトスカートです。キルトと言えばチェック柄ですが、とことん無地が好きな私は、あえてのソリッドカラーのグレージュをチョイス。

伝統の重み感じるトラッド感と軽やかなリネンとの共存が楽しいスカートは、その魅力を引き立たせるべく、合わせるトップスはニット素材のシンプルなものにしてみました。

アイボリーのトップスはシルクコットンのハイゲージニットです。Vネックのカーディガンはスカートと同系色の杢調ベージュカラーに。

リネンはシワ感があるのが特徴なので、リラックスした印象になりやすいですが、アイリッシュリネンは適度なハリと光沢があるので、だらしなく見えずに着られます。ローウエストに入れたタックがより一層、立体感を生み出しています。

二つ目は、トップスもボトムスもリネン素材の、パンツスタイルです。
何といってもこの鮮やかなブルーに一目惚れ！「春一番に着たい！」と、温かくなるのを待っていた一枚。「fog linen work」の今シーズンのニューカラーです。

「ブルーアドリアティック」という名の、海を思わせる明るく深い青

白いトップスは「fog linen work」のリネンブラウス。上下リネンのシンプルでリラックスした着こなしですが、少しデザイン性のあるトップスを着ることで、レイヤードせずとも奥行き感と華やぎをプラスできるのではないかなと考えています。

バッグは南仏ブランド「TAMPICO」の大きめキャンバストート。フランスらしい上品な雰囲気の中に、少し武骨な感じもあって、ブルーのリネンパンツとなんとも相性が良いのです。

A４サイズが入る大きさ。男女兼用できます

＜STYLE１＞
スカート：＜ONIEL OF DUBLIN＞リネンキルトスカート
トップス：＜Maglia Plus＞シルクコットンニット
カーディガン：＜D＞Vネックカーディガン
シューズ：＜FABIO RUSCONI＞モカシン（私物）

＜STYLE２＞
パンツ：＜fog linen work＞リネンパンツ
トップス：＜fog linen work＞リネンブラウス
バッグ：＜TAMPICO＞DINOSAURES
シューズ：＜CORSO ROMA 9＞ビットモカシン（私物）

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