70代のヘアスタイル・クセ強めボブでおしゃれを楽しむ

大人になったら、着たい服
2024.06.12

近頃、何を着てもパッとしない……。歳を重ねるにつれ顕著になる髪の変化は、実はおしゃれにも大きな影響を与えています。そんなときこそおすすめしたいのが大人の戦略的ショートヘアです。

この記事は『大人になったら、着たい服2024春夏』から一部抜粋しています。

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小和田妙子さん
ぱっつん前髪&刈り上げのクセ強めボブ

パツンと揃えた前髪と刈り上げた後ろ髪が、個性的でおしゃれな小和田さんのショートボブ。「勇気を出して、『変な髪型にしてください』ってオーダーしたんです」と小和田さんは笑います。

毛量が多くストレートな髪質

30代までは肩くらいまでのロングヘアでしたが、毛量が多く、手入れが大変だからと40歳のときショートヘアに。ところが、ここ数年でグレイヘアに移行するにつれ、自分が〝寂しげなおばあさん〞に見えてきたと言います。そんな自分に元気を注入したくて、個性的なヘアスタイルにしてみようと決意。

襟足はバリカンで長さ4㎜の刈り上げに。「これより長いと普通のボブになっちゃう」。分け目は作らず、毛流れがつむじと逆になるように髪を乾かしている。

「この髪型、カットしたてはもっとエッジが効いていて、画家の藤田嗣治さんみたいなシルエットなんです。美容師さんが私の意図をくんで、変=個性的と上手に解釈してくれたのがラッキーでした」

「ルシードエル」#EXヘアオイルを愛用。濡れた髪の毛先にもみ込んで、ドライヤーの風を上から下に当てて乾かすとツヤ髪に。

シンプルな定番の服でも格好よく着られる

「無印良品」のカットソーに「マーガレット・ハウエル」のスカート。こんなシンプルコーディネートがあか抜けて見えるのも、個性派ショートボブの効果。「ショートヘアだとボートネックのトップスが格好よく着られるんです」

「アニエスベー」のボーダーTシャツに白いストレートパンツを合わせた定番コーデも、格好よくきまる。

小和田さんによると、ショートヘアは美容師選びが肝心とのこと。「服の好みが似ているとか、話しやすいとか。感性の合う人と出会
うことが大切だと思います」。

撮影/黒川ひろみ 取材/八木優子

この記事は、全3回の連載予定です。

「*01 おしゃれに迷ったら、まずは髪を切ってみよう 桃井しのぶさんの黒髪ベリーショート」
「*03 50代のヘアスタイル・コシを生かした大人のハンサムボブ」

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https://kurashi-to-oshare.jp/otona/

 

 

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