二面性をもつ、ドラマ仕立てのワンピース

おしゃれさんコーディネート
2025.06.17


昨日ご紹介した「セナカドレス」のように着回しのアレンジが利くというよりは、ワンピースとは別のアイテムとして活用できるのが、こちらの「スウィートウォーター」。

 


ワンピースのようで、羽織りもの。
羽織りもののようで、ワンピース。

どちらで着るかによって印象が違う、二面性のあるワンピースです。

「スウィートウォーター」(ブラック) soutiencollar
ネックレス Stink Syndicate 
ロングネックレス Lee
バッグ eb.a.gos
シューズ porselli

 



ワンピースとして一枚で着ると、ちょっぴりレディな印象。遠慮深げな小さなスタンドカラー、鎖骨も見せない隙のない首元、貝ボタンの控えめな輝き、全てを覆い隠すかのようなたっぷりの着丈……。一番上のボタンまで留めると、少し縛りさえも感じるような独特な雰囲気です。



これを着るだけで、いつものカジュアルムードから一気に抜け出して、レトロな映画の主人公のような佇まい。淑女のような緊張感も、映画の主人公なら仕方がない、なんていう空想の物語を頭の中で遊ばせながら、いつものラフな日常着との気分のギャップを楽しむのもいいかもしれません。



羽織りものとして



イメージが固まっているって感じるほどに、ワンピースとして着た時の個性が立つ「スウィートウォーター」。だけど、実は息抜き上手でもあります。前のボタンを全開にすれば、風とともに緊張感をどこかへ飛ばしてしまうような……。

「スウィートウォーター」(グレージュ) soutiencollar

「マルチスリーブ」(ホワイト)  soutiencollar×support surface

小さな馬蹄のネックレス Stink Syndicate 

ロングネックレス Stink Syndicate 

「もちかたバッグ」soutiencollar

「モンクシューズ」 soutiencollar×support surface



運ばれてきた土や草木の香りが、ワンピースの中でぐるっと遊んで天然アロマが心地いい。



吹き抜けた後の余韻も残るワンピースのシルエットがまた、気分を上げてくれます。



いつものTシャツスタイルが、いつものパンツスタイルが、風で大胆にシルエットを変える「スウィートウォーター」で、今日がなんだかドラマティックに。



少し着崩して


ワンピースと羽織りの中間をとるように、上半身だけ着崩すようにボタンを開けて着ると、インナーとアクセサリーのレイヤードも楽しめます。

「スウィートウォーター」(ブラック) soutiencollar

「マルチスリーブ」(ホワイト)  soutiencollar×support surface

パールのネックレス Stink Syndicate 

ネックレス Stink Syndicate

幅広バングル Stink Syndicate
バングル Stink Syndicate

ブレスレット saamicrafts



コットンの白いTシャツを覗かせて、袖も肘まで上げて、足元は素足にフラットシューズ。



ブラックワンピースというとちょっと重たい雰囲気になるかな? と感じることもありますが、着崩しやすい「スウィートウォーター」なら、白色やアクセサリーの輝きを加えたり、肌の見える分量を調整したりして、軽さのある着こなしが簡単にできます。



久しぶりの同窓会に……



お客様にも、思った以上にいろんな場面や着方でお楽しみいただき、「ステンカラー」の定番となってきている「スウィートウォーター」。十数年ぶりの同窓会に着ていく服として選んでいただいたことがあります。



ジャケットだと少し堅いイメージだし、かといってラフすぎるのももっと違う。派手でも地味でも自分の心地が良くなくて、ソワソワ。“頃合い” が難しい同窓会の服ですが、そのお客様は、ほんのりした優しさと控えめな上品さをまとったような「スウィートウォーター」を見て、「キレイめバッグやシューズを合わせると、同窓会にちょうどいいですね」とお選びになりました。

「スウィートウォーター」(ブラック) soutiencollar

パールのネックレス Stink Syndicate 

ネックレス Stink Syndicate

ロングネックレス Stink Syndicate

ピアス Stink Syndicate

バッグ eb.a.gos

「リーフレットペタ(スエード)」(ダークグレー)  soutiencollar



日常に、ちょっと特別な日に、旅先で……それぞれの物語を紡ぎます。

明日は、一歩先の上質感を味わえるニット「トリコ デ サボン」をご紹介させていただきます。

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