【教えて、かなさん! Vol.2】“ちょっと、きれいめ”な着こなし術

おしゃれさんコーディネート
2018.04.27

佐藤かなさんといえば、女性誌でのスタイリングはもちろん、ソーイング本や、大人カジュアルな私服の着こなしも人気のスタイリスト。

今回は、先日ご紹介した「1枚で2度おいしい、ワンピースの着まわし術」に続いて、2人のお子さんを持つママでもあるかなさんに、友人との食事会や家族でのお出かけなど「ちょっとしたイベントごとがあるときに、どんな着こなしをすればいいの?」という疑問をぶつけてみました。すると「普段はいているチノパンやコットンのスカートでも、きれいめにアップデートすることができますよ」と心強いお言葉! さっそく教えていただきましょう。


 

STYLE 1

いつものチノパンが

レースブラウスと

ジャケットできちんと顔に

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「ラフな印象が強いチノパンですが、上品な光沢がある太すぎないシルエットならきちんと感も。これは、ひざ下がスッキリ見えるテーパード型だから、ヒールの靴とも好バランス。レースブラウスの上からメンズライクなテーラードジャケットをはおれば、女性らしさもありつつカッチリとした雰囲気になります」

 

STYLE 2

黒のスカートは

ボリューム袖のブラウスで

クラシカルに装って

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「ちょっといいレストランへ行くときは、裾に向かってきれいに広がるクラシカルなスカートを選びます。デイリーにはきやすいコットン素材なのですが、上品に見えるミモレ丈で、きれいな張り感もあるので、お出かけ着としても活躍。こんなふうに袖にボリュームのあるブラウスを合わせると、ぐっと華やかなイメージに仕上がります」

足首が華奢に見えるパンプスとコーディネートするのも素敵です。ちなみに、日頃はボーダーTシャツを合わせてカジュアルに着ることが多いそう。

 

STYLE 3

デザイン性のある

ワンピースを

サラッと一枚で

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「一枚でも着映えする構築的なデザインや、キリッと見える黒を選ぶのがポイントです。このアシメトリーなワンピース、いつもはスニーカーやリュックサックでカジュアルにハズしていますが、革のバッグとポインテッドトゥのパンプスに変えてみるだけで、きれいめにもシフトできるから重宝しています」

 

STYLE 4

サロペットなら

ラクなのに

上級者のイメージ

_S6A5630

サロペットというと、カジュアルなイメージ。でも、こちらはストンと落ち感がいい生地だから、締めつけ感はないのにシャープな印象。
「ボーイッシュなロゴTシャツを合わせてもかわいいのですが、お出かけのときはコットンレースのブラウス合わせると、ソフトな印象の中にもモード感が漂う着こなしになります。足元もシルバーの靴で、ほんのりエッジを効かせて」

 

がんばりすぎないのに、ほどよくきちんと感があって、おしゃれに見える……そんな“ちょっと、きれいめ”なスタイルは、あまり洋服を持っていけないゴールデンウィーク中の旅先でも重宝しそう。さっそくトライしてみて!

 

Credit

STYLE1
「アヴェクモワ」チノパン<ベージュ>¥8,900

その他かなさん私物

STYLE2
「アヴェクモワ」タックスカート<ブラック>¥8,600
「アヴェクモワ」ボリュームスリーブトップス¥7,600

その他かなさん私物

STYLE3
「アヴェクモワ」アシメトリーワンピース¥8,600 

その他かなさん私物

STYLE4
「アヴェクモワ」サロペット¥11,800 

その他かなさん私物

※以上、商品の価格は2018年4月現在のもので、表示は税抜きです。

 

photo : 花田 梢 text : 三宅桃子

→Vol.3はこちらから

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Profile

佐藤かな

Kana Sato

明治学院大学フランス文学科卒業後、スタイリストの道へ。現在は、雑誌や広告のスタイリングを中心に活躍中。自身の大人カジュアルな私服スタイルや、長年の趣味が高じて出版したソーイング本も人気。2018年春夏からは、” いま本当に着たい服”をテーマに初めてプロデュースを手がけるブランド「avecmoi(アヴェクモワ)」がデビュー。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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