【教えて、かなさん! Vol.9】この春、着たいワンピース
『ナチュリラ』でも、表紙と巻頭ファッションのスタイリングを担当している佐藤かなさん。スタイリストとして活動する傍ら、プロデュースを手がける大人カジュアルブランド「avecmoi(アヴェクモワ)」も、3年目に突入。当編集室で連載中の『教えて、かなさん!』シリーズ第9回目となる今回は、昨年も大好評だったワンピースを再びピックアップ。今年の春に本気で着たい! という6着について伺ってきました。
かなさんのワンピース好きは、取材スタッフはもちろん、読者のみなさんも気づき始めていると思うのですが。
「そうですかね(笑)? ひと昔のワンピースって、“コンサバ”とか“少女っぽい”というようなイメージでしたが、今は違いますよね。シルエットや素材のバリエが広がって、カジュアル派も楽しめるものが本当に多くなりました。私にとってワンピースは、スカートより気軽で、大人カジュアルの軸になってくれる存在なんです」
この春も、ブランドを代表するシャツワンピースからビビッドカラーのワンピースまで、“かな色”強めのラインナップ!
「好きなものが変わらないんです(笑)。でも、今年らしい襟や素材、シルエットを見直して、今の気分に合うものを更新するようにしています」
ITEM1
ストライプ柄のシャツワンピース
まずは、春一番に着たくなる、さわやかブルーのシャツワンピースから。
「同じような色柄のものを持っているのですが、今季は襟つきではなく、ネックまわりにギャザーを寄せたスタンドカラーにしました」
ハリのある上質な生地は、繊維産業で名高い兵庫県西脇市にある工場で高密度に織られているものなのだそう。
スタンドカラーワンピース 8,900円(Mサイズ着用)
その他 私物
※かなさんの身長:166㎝
「今までにない、リラックス感のあるゆったり袖が気に入っています」
肌寒い日は、どんなアウターをはおっていますか?
「キャメルのミリタリー調ジャケットで、メンズライクな要素をミックスするのが気分です」
スタンドカラーワンピース 8,900円(Mサイズ着用)
フィールドジャケット 9,800円(1サイズ着用)
その他 私物
※かなさんの身長:166㎝
ITEM2
ギャザースリーブのワンピース
引き続き、袖にひとくせあるワンピースに注目しているそうですね。
ギャザースリーブワンピース 9,800円(1サイズ着用)
その他 私物
※かなさんの身長:166㎝
「はい! このワンピースでいえば、ギャザーを寄せた袖のリボンのディテールが、さりげなく大人の甘さを引き出してくれます」
レーヨン混のしなやかな素材感で、ラクチンなのにきれいめ感もあるので、普段はもちろん、旅に一着持っていくと便利そうです!
ITEM3
ピンクの麻混ワンピース
「青のストライプ柄と同じくらい好き」というビビッドカラー。春は何色が気分ですか?
「鮮やかなピンクです!」
包みボタンワンピース 7,600円(Mサイズ着用)
デニムパンツ 7,900円(Mサイズ着用)
その他 私物
※かなさんの身長:166㎝
もう、“かなさんピンク”と名づけてもいいくらい似合っていますね!
「ピンクは流行色のひとつですが、それとは関係なく、ただただ好きな色で。このようにデニムパンツとコーディネートすると気軽に取り入れられるのでおすすめです」
胸元のボタンもかわいい!
「包みボタンがきちんと整列しているのが好きで。ヴィンテージ風の雰囲気になりますよね」
TEL 0120-924-211(固定電話)
TEL 0570-024-211(携帯電話)
公式オンラインストア https://feli.jp/s/krashi_am200221/14/
公式インスタグラム @avecmoi_kana
Profile
佐藤かな
明治学院大学フランス文学科卒業後、スタイリストの道へ。現在は、雑誌や広告のスタイリングを中心に活躍中。自身の大人カジュアルな私服や、長年の趣味が高じて出版したソーイング本も大人気。2018年春より、フランス語で“私と一緒に”を意味するブランド「avecmoi(アヴェクモワ)」のプロデュースを開始。リーズナブルでありながら、質のよさにこだわった“いま本当に着たい”服作りが、高い支持を集めている。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。