【変わるおしゃれ 変わらないおしゃれ】村上有夢子さん モデル事務所「フライディ」代表 Vol.2
大人になったら、着たい服
2020.04.02
格好よくなりすぎるより
ちょっとはずすのが好き。
枠からはみ出したところに
きっとおもしろいことがあるはずだから
でも、時には仕事がうまくいかないことも。「失敗を修復すると、相手とより強い絆で結ばれるんです。ひとつひとつていねいに片づけることが大事」と教えてくれました。
今は、上品なベージュがおしゃれの基本カラー。ビビッドカラーの眼鏡やショートブーツを合わせるなど、その〝はずしテク〞はさすが。さらに……。「これはね、30年前に買ったトレーナーをリメイクしたの」「このワンピースは30年前にオーダーで作ったのよ」と聞いてびっくり！
ブランドや新旧にこだわらず、自分らしくいられる服をさらりと着こなす……。村上さんの格好よさは、ありのままの今を引き受ける覚悟から生まれているようでした。
photo：回里純子 text：一田憲子
どこの洋服？ など、もっと詳しい内容は、ただいま発売中の
『大人になったら、着たい服 2020 春夏』でご紹介しています。
ご覧になってみてくださいね。
Profile
村上有夢子
Junko Murakami
1948年生まれ。服飾の専門学校を卒業後、百貨店、商社勤務を経て、モデル事務所「フライディ」を立ち上げる。37歳のときに建築家の夫と結婚。娘さんを育てながら仕事を続けてきた。今も「現場主義」で活躍中。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。
