金子敦子さんのスリーシーズン着られる大人のリネン服 vol.2
金子さんの定番といえば、ナチュラルな風合いのリネン服。春から秋まで、スリーシーズン楽しめる着まわしアイデアを見せていただきました。
汗をかいてもサラリとしていて通気性がよく、見た目も涼しげなリネンは、夏に好まれる素材。
「私も夏限定で着ていましたが、最近、リネンは意外に保温性があると気づいたんです。繊維に空洞が多い分、たっぷり空気を含むので、一枚重ねるとすごく暖かい。だから、まだ肌寒い春先や秋口もリネンを着るようになりました」
初めは張り感がありますが、着込んで洗濯を繰り返すと、どんどんやわらかくなり、肌なじみがよくなるのも魅力なのだそう。
着こなしが華やかになる
<カラーリネン【トップス編】>
Spring +オフ白パンツ
互いを引き立て合う
カーマインレッド×オフ白
「フォグリネンワーク」のリネンプルオーバーは趣のある赤。「深みのある赤トップスを主役に、リネン混のデニムパンツと白小物でまとめれば、潔いワンツーコーデのできあがり」。手首、足首をチラリと見せ、女性らしい着こなしに仕上げて。
Summer
ハット&かごで元気な夏スタイルに
華やかな赤をグレーのパンツでなじませ、ナチュラルな小物で夏らしさを添えて。「身幅の広いプルオーバーでお腹まわりを、ドロップショルダーで肩まわりをさりげなくカバー。袖をまくって元気に!」
Autumn
深みのある赤だからベージュとも好相性
赤トップスに合わせたのは「オニール オブ ダブリン」のチェックのキルトスカート。ベージュのロングコートをはおれば赤をアクセントにした、暖かみのある秋の装いに。つやのある黒ブーツでキリッと。
『ナチュリラ 2020 春号 vol.49』より
photo:馬場わかな text:増田綾子
Profile
金子敦子
かねこ・あつこ ブログ「命短し恋せよ乙女 50代の毎日コーデ 」が人気。新刊『新 大人の普段着 春〜秋編』(定価1200円+税/ 主婦と生活社)が発売されたばかり。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。