特別なコーヒーの朝食

「カウリ」中内さん vol.2

第2回目となる今回は、お気に入りのコーヒードリッパーセットでコーヒーを淹れる朝食です。
昨今、コーヒーブームでおいしい豆を求めてコーヒー屋さんを巡ったり、カウリの店舗がある奈良界隈もコーヒーショップや自家焙煎のお店も増えてきました。
作家さんたちも昔からコーヒードリッパーセットを作っている人はたくさん。
お気に入りの特別なコーヒードリッパーセットは朝の時間を変えてくれます。そんなコーヒードリッパーセットを2つご紹介します。

この日のメニューは奈良町にある「ミアズブレッド」さんのベーグル。

たっぷりのクリームチーズとジャムをはさんで。

まずはコーヒー。
毎朝飲むコーヒーは特別のコーヒーで。
Vol.1でお話したコーヒーミルで豆をガリガリした後、お気に入りのドリッパーセットでコーヒーを淹れる。
これが、いつものコーヒーを一味変える魔法の道具なのです。

京都で作陶している大井寛史さんのパールコーヒードリッパーセット。
琺瑯のような見た目とパールのようなきれいな白色、かわいい形のポットにマグ。
朝食時やコーヒーブレイクの気分が一層楽しくなる。
コーヒーを淹れたくなるセットです。
半磁器で制作されているこれらは手に取って軽く、コーヒーの渋がついても染み込まず、落ちやすい。手入れも簡単でとても使いやすいのです。

木製のプレートは堀宏冶さん。
くるみの素材とノミ跡とこの厚み。
触りたくなる優しい触感。
マグを置いてプレートとして、パンとサラダをのっけてもよし。
サイズ感（18×23センチ）も非常に使いやすいです。

フルーツジュースのグラスは、前回も紹介した
再生ガラスで制作している吹きガラス工房一星 山田奈緒子さんのsimpleグラスのSサイズ。
このサイズがちょうど手におさまって、容量も朝にはちょうど良いのです。
豆乳とバナナがある日は、それらをミキサーに入れて簡単バナナジュース。
栄養満点でいきます！

プレート　トーストプレート、丸さじスプーン　堀宏冶
ガラス　simpleグラスS、モール小鉢　吹きガラス工房一星　山田奈緒子
マグ　コーヒードリッパーセット　パールシリーズ　大井寛史
（カウリでは2021年10月8日～17日まで大井寛史さん・萌子さんの個展を開催中）

またある日の朝食は、大野素子さんのコーヒードリッパーセットを使って。

奈良生まれ。現在も奈良の生駒で制作している大野素子さん。
彼女の作品は、目にした者、触れた者の心をくすぐるセンスのよさと質感だったり手のぬくもりだったり。
一見使い勝手は？と思われるうつわもとっても使いやすい。
見て。この四角のトーストプレート。なんだか愛おしくなるかわいさです。

真っ平らで食パンのような四角型のプレートにすっぽりおさまるトーストたち。

好きなうつわを使って、朝から気分をあげると、なんだか1日がスムーズに穏やかに過ごせるような気がします。うつわにはそんな力があると思います。

大野素子　コーヒードリッパー　マグ　パン皿　小鉢
大野素子さんのうつわは1点ものが多いため、柄や形はその都度変わります。

うつわについては、10月下旬ころ店頭に並びます。
（カウリでは2021年10月8日～17日まで大井寛史さん・萌子さんの個展を開催中）
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