ゆっくりお休みの日「トーストセット」
「暮らしの店en」小見映子さんvol.2
こんにちは。「暮らしの店en」の小見です。朝ごはん連載2回目も、どうぞよろしくお願いいたします。
今日の朝ごはん
じゃこチーズトースト、ミニサラダ、ブラッドオレンジシロップ煮をのせたトーストにリンゴ、そしてコーヒーです。
夫も私もコーヒーが大好き。お休みの日は少し丁寧にコーヒーを淹れ、楽しくなるような朝ごはんを作ります。コーヒー豆を電動ミルで挽く音も、普段はうるさく聞こえますが、お休みの日は軽快に聞えるから不思議です。
マグカップ:志和地窯
八寸リム皿・蕎麦猪口ミニ:中田窯
カッティングボード:木の家具MINKA
少し厚めでどっしりとした印象の砥部焼は、とても丈夫で普段使いにぴったりです。中田さんの作られる砥部焼の器たちは、少し青みをおびた乳白色の素地にあえて鉄分を含ませ、黒い斑点を残し手作業で絵付けされたもの。絵柄は本当にたくさんあり、仕入れに行くたび新たな発見にとてもわくわくします。
今日は八寸リム皿に蕎麦猪口ミニをのせ、ワンプレートにしました。柄は違っても呉須の絵付け同士、とても統一感があります。たくさんの種類の絵柄がある中で、どれを選ぼうかと迷うのも楽しい時間です。
八寸リム皿・蕎麦猪口ミニ:中田窯
木の家具MINKAさんのカッティングボードは桜の木。自然豊かな中国地方の広葉樹を中心に、木が本来持っている姿そのままを生かし、使うごとに味わいが増すMINKAさんならではの美しい手仕事です。
「GOOD MORNING FARM」さんは、愛媛県内子町で地元の野菜を使い、ピクルスやジャム、オイル漬けを手作りされています。写真のブラットオレンジシロップ煮は、愛媛県産のブラッドオレンジを一枚一枚瓶に詰め、まるでバラの花が咲いたかのように美しいひと瓶です。代表の齋藤さんは、このブラッドオレンジのように明るくおおらかな女性。仕入れに行くたび毎回感じる丁寧な手仕事に(ある時は野菜をミリ単位でカット)とても感動します。
今日はクリームチーズを塗り、その上からカットしたオレンジをのせました。少し手間はかかりますが、お休みの日ならではの愉しみです。
カッティングボード:木の家具MINKA
ブラッドオレンジシロップ煮:GOOD MORNING FARM
志和地窯のマグカップ。佐藤さんの作り出される深い呉須のブルー。ただ釉薬をかけるだけではなく、筆で二度三度と塗り重ねられます。そんな手間ひまかけられた器たちの呉須の色はとても深いものがあります。
写真のマグカップは、毎日のように使い愛用しすぎて少し欠けてしまったもの。夫が金継ぎ教室に通い直してくれました。新たに生まれ変わったマグカップは、今まで以上に大切な宝物になりました。
マグカップ:志和地窯
今日使った器たちです。
この連載のスタートは11月。少し寒くなっている頃だと思いますが、撮影した10月中旬はとてもいい季節。普段春から秋にかけて朝ごはんは外でいただくことが多いので、休日の今日は「外、朝ごはん」を紹介させていただきました。
今日の朝ごはんも何点か作り置きした中から。そんな作り置きや余った食材を入れるために、ガラスの蓋付保存容器の「WECK」はとても便利です。ガラスは匂い移りもなく何を入れても安心です。中身が見えるのも助かります。パッキンを使えば密閉できますが、私は密閉が必要ないときが多いので蓋をのせただけで気楽に使っています。
保存容器:WECK
では次回3回目の朝ごはんもよろしくお願いいたします。
広島県東広島市西条朝日町1-14
TEL:090-7997-9353
定休日:月曜、火曜
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