名古屋編vol.11~男性店主ならではの生活用品のセレクトに惚れ惚れする「NODE(ノード)」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2019.08.17

←vol.10はこちらから

photo&text:こんどうみき

01node
通りすがりでは中がほとんど見えない、住宅街のマンションの半地下というロケーション。窓から控えめに自然光が注ぎ、どことなく秘密基地のようにも感じられるこの場所「NODE(ノード)」は、男性店主がひとりで静かに営むライフスタイルショップなのです。

02node
「TAS WOEKS(タスワークス)」という名で空間プロデュースや撮影の仕事もしている店主の古屋智英さんが自ら手掛けた内装は、インテリア好きなら惚れ惚れせずにはいられないブレのないかっこよさ。スケルトンの状態から、壁を貼って、キッチンを造って……。什器もほとんどが自作だと聞いて、その多才ぶりに驚きました。

03node
取り扱っているのは、古屋さんの審美眼によってセレクトされた約20~30の作家やメーカーによる生活用品です。「空間づくりの仕事をしているので、その中に存在させる“もの”にも興味があって。自分が本当に使いたかったり薦めたかったりするアイテムだけを国内外から選んでいます」。

写真の器は長崎県の波佐見町在住の陶芸家、都築明さんによるもの。陶器のほか、ガラス、木工、真鍮などのテーブルウェアも並んでいます。

04node
男性の目線で選ばれた、無駄のない美しさと機能性を備えた道具の数々は、大人の女性にとっても心惹かれるものばかり。実際、お客さんは女性のほうが多いとか。写真の奥のキャビネットにはガラスや真鍮のアクセサリーもありました。

05node
大阪生まれのブランド「skep(スケップ)」の衣服や、日本で企画しスロバキアで製靴している「INN-STANT(インスタント)」のスニーカーなど、シンプルなデザインと着心地に優れたファッションアイテムも扱っています。

06node
薬剤師が肌の弱い姪のために石鹸を作ったことが始まりという「MATIN et ETOILE(マタン エ エトアル)」の石鹸やシャンプーなどの取り扱いも。写真は植物由来のハンドクリームで、持ち歩きたくなるようなデザインも嬉しいポイントです。

そばには愛媛県今治市の老舗メーカー「kontex(コンテックス)」のタオルや、オリジナルのソイキャンドルが並んでいました。

07node
店内の一角には、コーヒーをいただけるスペースがあります。取り扱っている器を実際に使ってもらいたくて始めたそう。古屋さんがハンドドリップで淹れてくれるコーヒーは個人的にとても好み。オリジナルブレンドのコーヒー豆も販売しています。

ちなみに、この照明は古屋さんがデザインしてガラス職人が手作りしたオリジナルで、購入もできるそうです。

08node
この日のコーヒーカップは、岐阜県の多治見市を拠点とする「3RD CERAMICS(サードセラミックス)」の別注品。お店のテーマカラーであるシルバーにちなんで銀彩を施してもらったというデザインはもちろん、優しい口当たりも魅力的でした。

09node
店名の「NODE(ノード)」は“結節点“という意味。「作り手と使い手を繋げる場所でありたいと思っています。そして、新しい何かが生まれる場所でもあれたら嬉しいですね」と話してくれた古屋さん。つかず離れずの心地いい接客をしてくれるので、ゆっくりじっくり作品に向き合えます。

この夏、新たに設けられると聞いていたギャラリースペースも完成間近。頻繁に催されている企画展も興味深いものばかりだし、秋冬に向けて増やしていく予定だという衣服のブランドも気になるし……、隠れ家のようなお店ながら常に注目していたい存在です。

→その他の【名古屋編】はこちらから

→連載「地元おしゃれさんが案内する 小さな旅」はこちらから

Check it out

あなたにおすすめ

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ