着こなしがパッと華やぐ  クラシカルなバタフライウィングのペンダント

今日のひとしな
2021.06.14

~「monbus」よりvol.14 ~

装いをクラシカルな雰囲気に仕上げたい時、少し大きめなペンダントはポイントにもなるので取り入れたくなるアイテムのひとつです。

今日の一品は、とても珍しいバタフライウィングのペンダントです。

1920年代のもので、100年という時を経て当店にやってきた蝶の羽のペンダント。このペンダントには“森の宝石”モルフォ蝶が使われています。標本でも人気のあるモルフォ蝶は、宝石とも言われる蝶の羽は吸い込まれる程の美しさで、私も、初めて見たときは仕事を忘れてじっと見惚れてしまいました。

この美しいモルフォブルーとも呼ばれる青いメタリック色は、色素によるものではなく、鱗粉の構造によるもの。これは構造色と呼ばれ、極小のひだのような構造が青い光の波だけを跳ね返し、重ね合わせ、青を強めるという現象によって色が見えるそうです。この見る角度や光によって表情を変えるモルフォ蝶の羽は、この現象によって、ベルベットのような上品で美しい印象を与えてくれるのですね。

羽の模様を生かしデザインされた背景と女性のドレス。

スカート部分も素敵でふんわりとヒダの様に配置されています。羽の模様をどの様に使うか、職人さんのセンスと技術で大きく変わってくるのですね。100年以上前に森の中を飛び回っていた蝶は、どんな景色を見ていたのでしょう。

コーディネートでは、ブラウスや薄手のハイネックなど、露出を控えた首元に合わせ、上品にクラシカルに合わせてみては。

(スタッフ・ラリカ)

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monbus(モンバス)

長野県松本市大手2-2-26
TEL:0263-88-2932
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜
https://monbus-life.com/
Instagram「@monbus_life

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