生活に笑顔をもたらすリサ・ラーソンのオブジェ

～「free design」より vol.21 ～

スウェーデンを代表する陶芸家、リサ・ラーソン／Lisa Larson。
猫やライオン、子どもなど、動物や人をモチーフにした素朴で温かみのある作品を数多く生み出し、世界中のファンを魅了しています。
独創的でありながら、普遍的でもあるのがリサ・ラーソンの魅力。90歳になる現在も変わらず、新作や新シリーズを発表するなど、精力的に活動を続けているから驚きです。

表情豊かで、生き生きとしたリサ・ラーソンの動物オブジェは、飾るだけで、あたたかな物語が生まれます。窓際や、ちょっとした台などに置いてみるだけでも、その場所を特別な雰囲気にしてくれ、家の中のお気に入りスポットに格上げしてくれるのです。

一目見ただけでも心奪われてしまう彼女の作品ですが、よりディテールに目を向けてみると、くすっと笑みがこぼれる愛らしい部分を発見できます。思わず喋りかけたくなるつぶらな瞳やとぼけた表情、常人では思いつかないようなユニークなポーズ、撫でたくなるフォルムなど、魅力は満載です。

実際にスウェーデンのケラミック・ストゥディオンを訪れ、取材させていただいた時の写真

現在、リサの作品の復刻品は、自身と仲間で90年代に設立した「ケラミック・ストゥディオン／KERAMIK STUDION」社で、経験豊かな職人の力を借りながら、当時の技法のままにつくり続けられています。

こちらの写真は2021年と2022年に開催した「ヴィンテージ・リサラーソンフェア」の様子。

1950～80年代ごろにつくられたオリジナル作品に目を向けると、さらに奥深いリサワールドが広がっています。
ヴィンテージならではの風合いや、自分だけの一点ものとの出会いを楽しむことができます。

フリーデザインの実店舗（吉祥寺）では、リサ・ラーソンの作品を現行、ヴィンテージともに常時展示販売しています。ぜひ実際にお手にとって触れてみてください。

■リサ・ラーソン／Lisa Larson

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